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亡くなった方の気持ちが分かる方へ

回答数回答 2
有り難し有り難し 16

供養をするということに関して、突き放してしまうイメージがあり、いずれ行う気があっても出来ずにいました。
お供えやお線香、合掌、話しかけは自己満足になりますが丁寧に行っています。
帰りたくない、と拒否していることはありえますか?
(以前手持ちのスマホにて七七日の記録が付けられないことがありました。何度行っても瞬時に消え、留まっていたいのかなとその時は感じました。)

また、夢で辛い事を頻繁に体験するようになりました。子どもに関係するものです。(子どもを亡くしました。)
純粋に、共感してほしいと教えてくれているようにように感じます。子どもの苦しみは、どうしたら消えるのでしょうか。
お坊さんにもお頼みすることと思いますが、お坊さんにお頼みしたらそれで最後という気がして
それ以前にわたしが取り除いてあげられればと思っています。
出来ることがありましたら教えて下さい。

それから、納骨に関しまして
お寺さんにお預けするか、家で保管するか(この場合いずれは御先祖様のお墓に納めようと思っていますが先々の話となってしまいます)
どちらが良いと思われますでしょうか。

子どもが一番望む形をとりたいのですが、無知なもので一緒にお考え頂きたいです。

どうか子どもだけでも愛情を知った無垢の魂として暖かく光っていてほしいと、そう願っています。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏

ところで、供養や納骨については、先づはご両親に菩提寺や宗派について一度確認するのがいいかと思います。菩提寺がありましたらそこのご住職に相談されてはいかがでしょうか。

もし、菩提寺がなかったり、ご住職の対応が悪かったりするのでしたら、千葉県や隣県のハスノハで回答されているお坊さんに直接相談してもいいと思います。

また、ご遺骨は慌てて納骨しなくてもかまいません。ご自分が納骨してもいいと思えるようになったらでいいですよ。

また、お坊さんは魔術師ではありません。お経を読んだらお子さんの魂がどこか遠くに行って消えて無くなる、帰ってこなくなる、なんてことはありません。
あなたがお子さんに、お供え物をして、花を飾り、ろうそくを灯して、お線香を焚いて、(浄土宗の場合は)極楽浄土で仏様やご先祖様達と一緒に楽しく暮らしてくださいね、と祈ることが大切です。浄土宗などでしたら南無阿弥陀仏と念仏を唱えながら祈ってください。
お坊さんは、あなたが祈るのをお手伝いさせていただくだけなのです。

いつかは浄土でお子さんに会うでしょう。
それまでお子さんは浄土からあなたを見守っています。お母さん、自分の人生を頑張ってね。命は儚いものだから、過ぎた過去に囚われず、来るかどうかも分からない未来に恐れず、確実に存在する今現在を精一杯生きてね。
僕(私)が一番望むのは供養の方法なんかじゃ無いよ、お母さんが幸せな人生を送ってくれることなんだよ。
そのようにお子さんが応援しているように思いますよ。

なお、夢は所詮夢ですから、気にしないでいいです。脳が寝ている時に整理整頓しているのです。ですから安心して忘れてくださいね。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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大丈夫ですよ

拝読させて頂きました。お子様を亡くされて深い悲しみの中におられることとお察し申し上げます。心よりお子様のご冥福をお祈り申し上げます。
そうですね、あなたがその子を突き放してしまったりするように感じられたりそのままにしてしまうように思うことは確かにあることでしょう。それはあなただけが感じる事ではありません。多くの方々が亡くなれら方にそうお感じなるのです。
ただ供養することは自己満足だけではありません。
その亡くなられた方に心から向き合い自分のその方への思いを捧げることです。
ですから多い少ないとか、その度合いや量で推し量れるものではありません。
ご供養しようと思う方に真心こめてその時その時手を合わせて一心に供養することで充分に仏様にも亡くなれられたにも通じます。つい不安に思ってしまうのは亡くなられた方が放置されてしまう、或は仏様に導かれないのではとつい思ってしまうからではないでしょうか。

仏様は必ずやすべての方を正しくお導きなさってくださいます。そう信じる事が大切です。必ずや亡くなられた方は仏様の元に生まれ変わりそして安心してご成仏なさってくださるのですからね。どうか仏様を信じお念仏おとなえなさり真心込めてご供養なさってください。
南無阿弥陀仏

ご納骨については慌てることはありません、様々ご縁があるでしょうからゆっくりとお寺を探して安心してご納骨できるところを探してみてくださいね。必ずやあなたが望ましいと思われるお寺や住職様にめぐりあうでしょうからね。それまではご自宅にてご安置なさっていてくださいね。お子様もそれを望んでいらっしょるでしょうからね。

あなたとお子様とのご縁はこれからも永遠に続きます。いつもあなたと共にお子様はあるのです。どうか安心なさってくださいね。あなたとお子様がこれからも共にあるようにと心よりお祈りさせて頂きます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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