飽き性を治したいです
回答 2
有り難し 15ここ最近、趣味が長く続きません。
23になりたての頃、私は昔やっていた管楽器演奏を楽団に所属することで再開しました。しかし、1年半で終了。理由は、体力的にあまりにしんどかったこと、団員と合わなかったこと、そして恥ずかしながら恋人といる方が有意義で楽しく感じてしまったためです。
その後は羊毛フェルト、漫画を描いてみるなど色々挑戦したものの、やはり継続的な趣味としての定着が難しいです。いつも、予想以上に大変なのを実感したり、既にものすごく上手な人などを見ると「今更自分が取り組んでも、誰にも認めてもらえない」と思ってしまい、やる気が失われてしまうのです。
ですが、昔は結構長続きしていました。ピアノは5歳から18歳の13年間、管楽器は6年間、水泳は小学校の間にずっと続いていました。勉強もさぼらず自主的に取り組み、何とか志望校に合格できたのですが、今思うとそれで頑張るのに疲れてしまったような気がします。心では「もっともっと活動的になりたい!」と思っているのですが、なぜだか体がついていきません。昔はひたむきに練習や勉強をしていたら、いつの間にかある程度できるようにになっていたのですが...。子供時代の自分が、今の自分を見て何を思うだろうと考えると、情けないです。
そんなに早く認められるレベルになれるなら誰も苦労せんわ、と自分にツッコむのですが、それでは根本的なやる気を出すきっかけにはまだならないようです...。ここはひとつ、修行を積んでおられるお坊さんたちに、しっかりとアドバイスを頂いた方がずっと賢明だと思います。「取り組みを長続きさせる心構え」、ご教示をお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
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目的がなければ続きませんよ。
ひーさん、こんにちは。
最近、趣味か続かないというか、やる気が出ないのですね。
年齢的な問題もあると思いますよ。
私も以前好きなことなら三日間ぐらいの徹夜も大丈夫だったのが２５歳を超えてからできなくなり、自分にやる気や興味がなくなったのかなーって思って先輩に相談したら「馬鹿、歳だよ」といわれました。歳はそーーと忍び寄ってくるのですよ（笑）。
あなたも大人になったのです。やる気だけでは続きません。大人になると楽しいだけでなく、明確な理性での目的と目標が大切になってきます。恋人との空間が楽しいということですから、ひーさんも大人になったということです（笑）。
これからは今までの趣味経験を生かして、自分の生活に何が必要かを考える時だと思います。趣味もなぜするのか。趣味が人生の目的になっている人もいるし、仕事の合間の癒しになっている人もいます。ひとそれぞれ趣味の位置、価値が違います。ひーさんの人生観に関わることなので、彼氏とのお付き合いも含めていろいろと考えることは大切だと思います。
大人の人生生活を作っていきましょう。がんばって！合掌
好きこそものの上手なれ
こんにちは。
なるほど。趣味が続かない。
私は書道教室に通っています。お坊さんなので字が上手な方が良いと思って始めました。続けると級は上がっていきますが、なかなかうまくなったという実感はありませんし、自分より上手な人は山ほどいます。また書道教室は車で４０分ほどかかる所にあり不便です。
でも続けられるのは、書道教室の仲間との会話が楽しいとか、字を書く楽しさなどがあるからだと思います。大きな字を書くのは気持ちが良いです。
上手になろうという向上心は大切ですが、それで誰かに認めてもらおうと思うと苦しくなるものです。
趣味で有名になる多くの方は、「好きな事を続けていたら有名になっていた」という感じだと思います。ですから、長く続けるには、その趣味が好きになることまたは、好きな事を趣味とする事だと思います。
質問者からのお礼
染川様
ご回答ありがとうございます。それは...「成長」というより「老い」ですね～悲しいです(;´･ω･)
でも、ご明察かと思います。私は元々合理的な傾向がありましたので、目的意識や実用性がはっきりしていないとやる気が出ないのは何となく感じておりました。とはいえ、何か自分で生み出せるような、生産的な趣味が欲しかったんですよね…!とりあえず、今後は趣味をやる際はまず、小さな目標を立ててみようと思います。ありがとうございました。
光禪様
ご回答ありがとうございます。本当に好きなら不便だろうが大変だろうが続けますよね。十数年も音楽漬けで過ごしてきたはずなのに、本当はあまり好きでは無かったのかもな、と少し寂しい気分です。なお、以前から漫画を描いてみたい衝動がありましたので、こちらを続けるにはまず「認められること」ではなく「達成感を得ること」をモットーにコツコツ努力してみようと思います。趣味なんだから承認欲求にばかり囚われてはいけませんね。
お二方とも、本当にありがとうございました。
