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夫へのもやもやから自由になりたい

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有り難し有り難し 29

つい先日相談したものです。夫と数時間過ごすたびに、「物足りない」「またか」と退屈で、皿洗いなど手伝う以外は、おばさんのようにリビングで横になってのうのうとテレビを見ている夫を見ると、やっぱり離婚したくなります。偉そうな態度をとられると、「誰のおかげで老後安泰なんだ」とまで思います。しかし、世の中のたいていの人がそうであるように、思うことはできても、実際に行動することは難しいし、良いとも思えません。結婚して3年、毎日もやもやしながらも子供を授かったように、強い違和感を抱えたままでも穏やかに過ごすことに耐えられるか、耐えられないと気付いた時、自分はいくつになっているのかと思うと、とりあえず考えるのをやめて、何かしようと決意するのですが、仕事から帰って彼と会話すると、またもやもやの堂々めぐりです。彼は強い危機感をもって、結婚にしがみつくことを決めています。どうすれば抜け出せますか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

旦那のトリセツ

「女性は男性の扱い方を知らない。
 男性は女性の扱い方を知らない。」
ただ、それだけだと思って、離婚だ何だというように妄想爆発させないことです。
ノセれば、それなりに男性はモエます。
そういうものです。
男性の取り扱い方の本は山ほど売っています。
本当に効くのです。
どこの誰が初めて結婚して、いきなり旦那さんの扱いマスターになれるものでしょうか。
ぜひ、本を探してみてください。
「旦那のトリセツ」とかいう本があります。
あまり読んでいないようですが。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

お互いの幸せを考えられる夫婦に

旦那さんとは喧嘩とかしますか?
あなたの思い、伝えてますか?言葉にして伝えないと伝わりません。あなたの期待する旦那様像に彼を当てはめて評価するのではなく、彼自身を理解するため、お話したほうがいいですよ。そして、あなたもモヤモヤを吐き出してみたらいいと思います。

たまには旅行に行こうとか、2人で何か始めようとか、そういうのも必要ですよね。

もしお子さんを授かれば、毎日刺激的です。暇なんてないですし、夫婦のあり方も大きくかわる。お金の使い方も変わります。旦那様に頼ることも多くなる。

人生は毎日同じではないです。昨日と今日は違う。全く新しい一日です。人の考えは考えにすぎないです。正しいという価値観ですら怪しいものです。ジブンを中心にして考えるだけでなく、夫婦として、お互いを思いやり、お互いのために新しい1日をどのように過ごすか、真実を見極めてください。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

ありがとうございました。だんなのトリセツ、研究してみます。少し気持ちに余裕もてます。ただ、私は、夫に、「君のため」「なんでもする」とべったりコバンザメのようについてまわられることが、元来自己中心的なくせに、自分を全面に出すことは怖い彼の欺瞞だと思い、うっとうしいんです。リスクをとったり、お金を使うことを極端に嫌い、いつも腰が低く、言うことを聞くだけの彼が不気味です。話しても、絶対本音は言いません。離婚しないだけの空疎な結婚生活だと思います。

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