守れなかった。
初めての子育てです。
親子対親子のトラブルがあり気づけなかったことが今更ながら我が子を苦しめていたんじゃないかと強く後悔し悲しく申し訳なく思っています。
我が子が大好きです、愛おしいです。
他人に責められても、私は他人を責めないために、私は否定もせず、私は事実だけを述べていました。
もっと我が子を悪く言わないで!と言いたかった。でもこれ以上問題がおきないように恐れながら生きてしまいました。
私は我が子を一番に守れなかったと感じています。後悔しています。
我が子が幸せそうに笑うとき我が子が悲しそうに泣くとき、あの時は本当にごめんなさいと思い出してしまいます。
どう生きたらよいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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子どもに許してもらいましょう
こころさん初めまして。本多清寛と申します。
子育ては初めてだから迷ってもしょうがないのではなく、対人間のことだから迷うものだと考えています。
ご質問が「初めての子育てです」という所から始まっているところを拝見いたしますと、こころさんが、誰かに許してもらいたいと感じていらっしゃるのではないかと推察します。
もし、許しを乞うのであれば、それは子どもさんでしょう。「あなたを悪く言う人を見過ごしてごめんね」と素直に謝ったらよいと思います。誰かを愛するのは、言葉ではなく仕草で伝わります。伝わっていないとしたら、愛していないのか、あるいは子どもさんが愛を受け取る状態でないのかもしれません。
もし、愛を受け取れる状態ではないとしたら、まずそこを改善していきましょう。そうすれば、自然と謝る言葉がかけられていると思います。
こころさんの愛は嘘ではありません。嘘かどうかは重要ではなく、愛が伝わるかどうかです。
子どもと親の関係ではなく、人と人の関係として、きちんと反省を伝えることが大切です。
反省できる大人はかっこいい大人です。かっこよく生きていけば、子どもは分かってくれます。こころさんの子どもを信じて生きて下さい。
本多清寛