『思いやり』とは、、
37歳主婦です。
最近自分の中で、私は『思いやり』が足りないなと感じる事があります。
親しい人からは、優しい性格と思われています。
でも、心の底から人の事を大事に思っているのか?と思うと、、疑問を感じる時があります。
良い人でありたい、人の役に立ちたい。
と思うのですが、それも上面だけ良く見えるようにしたいだけなのかな??と最近思うのです。
本当の『思いやり』とは、どうしたら持てるのでしょうか?
子供が生まれてからは、旦那に対しても、思いやりが足りなくなった気がします。
旦那が口うるさかったり、気の短い性格に嫌気がさし、そういう積み重ねで旦那に対して思いやりが持てなくなってきました。
でも、自分が変われば相手も変わるのじゃないかな?と感じています。
どうしたら良いのでしょうか??
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
毎日 頑張っている自分を褒めよう。
そうだねぇ〜。難しいよね〜。私だって、自分に問うたら、余裕がないときは自分勝手だなと思うことがありますよ。そんな菩薩様みたいな人は、いないと思います(*^^*)
人間には、煩悩があります。キリがない欲や、怒り、愚痴、どこまでいっても自己中心的な生き方しか出来ないのが人間です。仏法を聞く私たち僧侶は、その人間の本質に気づき、煩悩を無くしていくというより(煩悩を無くすことは人間には出来ないので)身心を乱し悩ませている心を 深く反省しながら 自らを律していくよう、常に我が身を振り返って生きています。
あなたの心がけは、素晴らしいですね。
ただね、子育てしながら、家事をこなし、夫にも気遣い優しく優しく、それって素晴らしい母親像、妻像かも知れないけれど、人間 そんなに完璧じゃないから、こうでなきゃ!なんて意気込まなくてもいいんだよ。
まずは、毎日 頑張っている自分を褒めよう◎
自分に優しく、認めてあげてね(*^^*)
気持ちに余裕が出ると、自然と笑顔も増えますよ。
毎日、家庭を守ってくれて、ありがとう◎
充分
思いやり…思いを他所へ遣る…
これができる自分自身には、ある程度の精神的余裕が欲しいところですよね。
わが身の事は差し置いてでも…という方もいらっしゃるのかもしれませんが、やっぱり自己の内外が安定していないと言動や表情にいっぱいいっぱい加減が滲み出ちゃうと思うのですよ。とても隠せない。
だから、無理にそういう自分に仕向けて行かないこと。ギクシャクが出ちゃいますよ。ありのままでいいじゃないですか。
本当の思いやりとは、ちょこちょことした小手先の配慮の事を言うのではないと思っています。
あなたが妻として連れ添う、また母として家庭を支える、そんな日常の中にこそ、「思いやり」は既に育まれていると思っています。旦那さんともたくさんお話しして、「当たり前のようでかけがえのない毎日」を是非振り返ってみてください。2人でいろいろ気付けるといいなぁ。