回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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一言に在家出身といっても十人十色ではありますが
私自身は在家出身ではありませんが、修行仲間や地域にそれなりにいますので回答させていただきます。
私の知る限りではあまりそんなイメージありませんね。むしろ男数人兄弟でみんなお坊さんになったパターンの、次男三男の方が入るお寺に困っています。
と言いますのも、在家出身の人は出家する時点で師匠を選べるわけです。つまりその時点で入るお寺がほぼ決まるわけですね。もちろん例外はありますが、だいたいは後継者がいなくて困っているお師匠さんの下で出家したり、彼女さんに頼まれて婿入り出家したりします。もちろん、出家に至るまでの段階で相当の労力と運が必要です。
逆にお寺の次男三男はとりあえず出家し、修行道場で数年修行生活をしてからその後の身の振り方を考えます。だから出家はスムーズだけど、後々入るお寺に困るわけです。
それに、ただ仏門に入りたいという動機と、住職の責任を継ごうという覚悟は多くの場合、イコールではありません。出家したかっただけの人がお坊さんとしての仕事をするまで続くケースは、実は世間で思われているほど多くはありません。出家したかっただけの人は大抵、早い段階でやっぱり在家のまま仏道に触れながら生活しよう、という話に落ち着きます。
逆に、地方ではお寺の後継者として生まれ育ったけれども、檀家数が少なくてお葬式が1年間に1件もありませんでしたというお寺もざらにあります。しかしそんなお寺に他所から入って継いでくれる人は決して多くありません。だから兼務寺院が増えています。
知られざるお坊さんの世界です。宗派によって傾向の違いはあるかもしれませんけどね。
大丈夫!
職場(ご寺院)の環境により状況は様々と思います。
以下、うちの例になってしまいますが、親父が在家出身の現在住職です。
もちろん何も分からないところから始めた僧職ですから昔は大変だったと聞いております。
母との結婚を機に僧侶になったということです。そこが縁だったという。
寺生まれの私からしたら、やはり在家出身者はバックボーンが違うなって感じで、むしろ僧侶としては適任かと思いますよ。社会人としての経験が生かされますし、そもそも育まれてきた環境や培われた価値観だったりと。目線が柔軟というか。
それにスタートラインが在家なので普通に負けん気になって勉強しますよね。未だに向上心持って新しいことにチャレンジする60代ですよ。
ま、立場や年齢、職業や生い立ちに縛られず、どれだけ自分の人生にハングリーになれるかってことだけじゃないですかね、大事なことは。
というわけで人それぞれ!ご心配には及びません!
そうでもないです
拝読させて頂きました。
そうでもないと思いますよ。
在家出身の方々でも自分で志しを持ってお寺の門を叩き入門なさって修行なさって立派に修行終わられた方々も沢山いらっしゃるでしょうし、仏教系大学に進学なさって研究なさり修行なさって僧籍を取られて大学の先生になっておられる方々もいます。また本山や宗門にご就職なさって偉くなっていらっしゃる方々もおられた。
或いは請われてそれぞれの地方のお寺の住職になられた方々も沢山おられますよ。
人生いろいろですからね!
質問者からのお礼
ありがとうございました。