母のことを許すことができない これ以上の努力はできません
度々の質問大変申し訳ありません。
愚痴に近くなってしまうのですが聞いていただきたく、質問しました。
母の不倫について、自分なりに気持ちを整理してみたのですがどうしても母のことを許すことができなくて、自分でもどうすればよいのか分かりません。
やっぱり家族に嘘をついて男の人と旅行まで行ったことが許せないし、私に気づかれてもなお関係を続けたことに対して、どうして!?という気持ちになり、同じ女性として、娘として気持ち悪いと感じてしまうのです。多分ですが2人の間には性行為もありました。母のお腹の中で育ち生まれた私は、夫と未成年の娘がいるにも関わらず、他の男性とみだらな関係になったことがどうしても許せないし、私の生まれて来た道がけがれてしまったような気がするのです(生々しい表現でごめんなさい)。
また素直に謝ってくれれば今の感情に少し変化があったのかもしれませんが、母は、夫が悪い、許してくれない娘が悪いの一点張りです。また私に対して酷い言葉もたくさん言いましたし、警察呼ぶと怒鳴られたこと、物を投げつけられたこともありました。
もともと私と母はとても仲良しでした。というよりは私が母に合わせていました。しかしそれは間違いだということに気がついてしまったのです。今までそれによって、自分の感情をどれだけ押し殺していたのでしょう。苦しかったです。
気づいたところまではよかったのですが、母は私と違う娘を認めてくれないのです。
私は母に傷つけられ、更には母に人生を奪われてしまうのでしょうか?苦しいし、許せません。
今まで育ててくれた両親にはとても感謝しています。しかし私はこの出来事により、男女の恋愛関して不快に感じることが多くなりましたし、人間は簡単に嘘をつくことに失望を隠せません。今まで、人間は色々煩悩を抱えてはいるけれども、学問や生きることを通して、なんとか向き合っていく生き物だと思っていました。でもそれは違うのかもしれません。嘘をついて得をする人もいます。この世の中は不平等です。
今まで精一杯生きてきましたが、やはり限界です。母のことは許せませんし、もうこれ以上は頑張ることができません。
先日学校の先生が、この環境の中よく頑張って毎日通ったね、と褒めてくれました。私なりに本当に頑張ったつもりです。もう誰かに甘えてしまいたいです。
どうすればいいですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今は許さなくていいのですよ。
さくらさん、こんにちは。
辛かったですね。前の相談も読みました。
なんで?という気持ちはあると思います。それは若いときは当然だと思います。ただいえることは母であっても一人の弱い人間。辛さに負けて間違いも起こすのです。多くの大人もそうです。私もそうです。正しいことがわかっていても正しいことができないことはたくさんあります。「これ以上の努力ができな」くて、多くの大人が悪い道に入ってしまうのです。今さくらさんも、大人は嘘つきだから不平等だから、正しく生きることを、頑張ることを止めてしまったら、さくらさんが嫌っている嘘つきの大人の仲間入りをすることになるんですよ。
そんな大人や母親が嫌なら、そんな大人・母親を※反面教師※にして生きていくことが大切です。さくらさんもあと数年したら、嫌でも大人の仲間入りです。母を反面教師にして、勉強をたくさんして、「人間とは何か?生きるとは何か」を学び、嘘をつかない、浮気をしない立派な大人を目指してください。それがAyaさんがするべき本当の反抗だと思います。母と同じ道を歩んではいけないのです。今は親から自立・独立するためにもたくさん勉強して卒業までがんばってください。養ってもらっているうちはやはり半人前です。それまでは少しだけ我慢してください。それが自分が理想とする大人への第一歩です。自暴自棄だけはならないでください。あなたの人生は母のものではありません。あなたのものなのです。母を反面教師にする苦労の分だけ、他の同級生よりもAyaさんは一歩精神的に立派な大人になっているのですよ。
でも、どうして我慢できない、愚癡もいいたい時は、いつでもハスノハでも私へのメールでもしてください。甘えてください。いつでも聞きますから。合掌
感情にどっぷりは危険
人間には、欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩、感情があります。
これら煩悩は全て、自分と他人の悩み苦しみを増やす原因となります。
お母さんは、欲の煩悩にはまって、不倫してしまったのです。
しかし、お母さんにもプライドの煩悩があり、自分が悪いと頭でわかっていても、家族から責められたら自分の存在価値を守ろうとして、怒るのです。
これらお母さんの行動は、煩悩の感情にどっぷりはまっているのです。
一方、あなたは今、お母さんに対して怒っています。
怒りの感情で自分自身を苦しめているのです。
あなたもやっぱり、感情にどっぷりはまっています。
つまり、お母さんもあなたも、仏様の視点から見ると、やってることは大差ないのです。
あなたがお母さんのようになりたくないなら、感情に支配されて苦しむことを止めてください。
その方が、あなた自身が楽になります。
過去は消せません。
過去に起きてしまったことに対して怒っても、あなたが苦しいだけです。
毎日心の中で呪文のように「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩」と念じるようにしてみてください。
お母さんが不倫していた?
そんなの関係ねぇ!と、
口笛吹いて、鼻歌混じりに、楽しく日常生活を過ごしてください。
ケーキのお皿の横に虫が死んでいても、ケーキの味は変わりません。
虫を気にしてケーキを楽しめないのは、私達人間の怠けの煩悩(ケーキに意識を集中し続けられず、気が散ってしまう)なのです。
お母さん(虫ケラの死骸)を気にしないで、目の前のケーキを楽しめる集中力を身につけられれば、その能力は、これからの人生全般に役立つと思います。
あなたのやるべきことは
拝読させて頂きました。あなたの中でお母様を許せないお気持ちがあることは確かですし、やはりやむを得ないでしょう。
いま無理に納得して許す必要はないでしょう。
あなたはこれから自分の人生に向かって一途に歩んでいくことです。
母親への感情はそのまま許せない気持ちで放置しておいてもいいと思います。
もはや親子の軋轢にばかりエネルギーを消費してしまうことでもないと私は思います。
あなたはご自分の未来に向かってしっかりと生きてくださいね!どうか悔いの残らぬようあなたの志しを持ってしっかりと自分の足で歩んでいってください。
そして立派に成長して大人になってくださいね!
そうしてあなたが社会の中で荒波にもまれながらも頑張って生き抜いていかれて自立なさってくださいね!
その上でのまたちょっと自分の今迄のことを振り返って見つめ直してください。
気がつかなかった様々なことがまた違って見えて参ります。
どうか、親のことは振り捨ててください、そして今はあなたの夢や目標に向かって一途に努力なさり実現させてください。
あなたのこれからの未来が明るい開けていかれて、心も身体も充実して毎日を成長していかれますようにと祈っておりますね!
質問者からのお礼
遅くなってしまいごめんなさい。
1つ1つ丁寧に読ませていただきました。
ありがとうございました。