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試練ばかり

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有り難し有り難し 12

先天性の心臓病で小さい頃から、いろんな事を制限されて生活してきました。

体力は普通の人よりありません。

裕福な家庭でないため、病院代がかかる事をずっと気にして生きてきて、欲しいものも、やりたい事も我慢してきました。

そんな私の気持ちを親も兄弟も誰も気づかないで、自分の事ばかりの家族でした。

私はそんな家族が全員嫌いです。
本当に思いやりのない人達の集まりです。

年老いた両親は哀れですが、私にしてきたことを思い返すと優しくできません。
それは両親、特に父親があからさまに私だけに冷たく接した過去があるからです。

こんな考えの私はやっぱりダメでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の好きに生きる

冷たくされたら当然、そういう気持ちになるものですよね。
気持ちはよくわかります。
ですが、人を嫌うと嫌うエネルギーで自分がますます毒素におかされますから、精神的に分離するべく、心の出家をお勧めいたします。
家族というものは「わたくし」する力が強いと苦しいのです。
私は現在、うちに3人の子供がいながらお寺に居ます。
ワイフは川へ洗濯へ、ならぬ買い物に行っています。
こういう状況ですと、私が家に居なければいけない症候群にかられます。
ですが、本当はそんなことはないのです。
あなたも、昔からいい子ちゃんにしていなければ症候群や、我慢しなきゃいけないんだ症候群、わたしだけのけもの症候群に襲われてきてしまったのではないでしょうか。
人間は自分の置かれている状況を勝手に状況判断して思い込んで自分を縛って身動きが取れなくなってしまいます。
そういう「自分縛り症候群」から自由になっていただきたいのです。
今日だってあなたは出来る範囲で好きなことをやっていいのです。
ですが「でも、どうせ、だけど、だって、ですが」と何か言い訳をし始めることがあるとすれば、それがあなたを縛る「自分縛り症候群」です。
そこから自由になってください。
自分のチカラではどうしようもないときは坐禅会にお越しください。

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