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気遣いが空回りし、トラブルに。許せる自分になりたい。

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気遣いが空回りし、疲れを感じています。

私は元々、我が強く攻撃的な面があります。また、人の間違いを許せなくなってしまう事がありました。

それが原因でトラブルを招いたりした過ちを反省し、ここ半年は相手の良い所を見て、誉めるように努力してきました。

最初はその努力のおかげで、友人が増え、それを良く思っていました。

相手の良い所を本当に良いと思えるようになり、良い変化だと私なりに思っていました。

誰か一人に偏らないよう、出来る限りバランスよく話し、誰かが話せなくならないよう気を遣いました。
その人が喜んでくれるような話題を出すよう工夫もしました。

ですが、それがいけなかったようです。

ある人は、私が誰に対しても褒める事を見て、ヤキモチをやいてしまったり、

ある人は、私の誉め言葉を嬉しく思いながらも、慣れてないから戸惑い疲れたと言いました。

私なりに気遣いをしていたつもりが、配慮が足らなかったのだと反省はしているのですが、

空回る自分や、こういった人間関係に疲れ果てています。

相手に悪気はないとは分かっています。ですから、私が相手の言葉に傷付いたとしても、許すべきなのだと言い聞かせています。

ですが、許せなくなる自分がいて苦しいです。

26歳になり、30歳にこれからなっていくのだから、ある程度のスレ違いやトラブルにい、いちいち怒りを覚えず、許せる自分になりたいです。

どうしたら良いでしょう。

最近、話をするのが怖くてなりたせん。自分の好きなすら、引かれたらどうしようと話せなくなりつつあります。

とても苦しく、辛いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

もしかして「綺語」になってません?

我が強く攻撃的な自分を改めて、努力された犬ノ宮さん。
その方向性はGOOD!だと思いました。

さて、その中で人間関係に歪みができてしまったとのこと。
「配慮が足らなかった」とありますが、それよりむしろ配慮しすぎ?たのでは?

お釈迦さまの教えに、「口で作る4つの悪」があります。
①「悪口」 そのまんま、人のことを悪くいうこと
②「両舌」 二枚舌のこと
③「妄語」 よーするにウソ
④「綺語」 綺麗な言語…つまりお世辞です。

誉めることはいい!と色々な本なんかにもありますが
少し間違うとこの「綺語」になってしまうのが難しいところ…
意識して誉めると、ついつい「綺語」になってしまいがち。
"相手のいいところを言う"に"そうすることで自分が気に入られたい"という想いは、全くありませんでしたか??

そして「許すべき」という時点で、実は許せてないんです。
許すとは受け流すこと。
完全に流せなくても「ああいう発言をするご縁を与えてしまったんだなぁ、気をつけよう」と自分の反省に置き換えていくことです。

マザーテレサの言葉で「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」とあります。

"良い""悪い""許す""許さない"という頭はなるべく取っ払って
「自分は何を思ってこの言葉を発するのか」を、たまに考えてみるといいと思いますよ。

一番気を遣うべき相手って、自分なんですから。

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