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家内の母の遺骨

回答数回答 6
有り難し有り難し 51

3歳の時に父母が離婚無理やり母から父が幼い妻を奪い新しい母と暮らすようになり51年子供は社会人なり私の親妻の親とは同居しないで二人暮らし少しゆとりが出て出てきた矢先。1通の手紙
それは住宅の開け渡しの手紙。賃貸住宅管理組合から
49年前妻が会えなくなった母が病死親族がいないので住宅の明け渡しの書類に記入して送るようにとのこと
妻は48年間1度も連絡がない母が死んだからと。いまさら迷惑といいましたが49年間どんな暮らしをしてたか見て書類にサインするようにいいきかせ亡くなった義理のが母の住まいに役所の立ち会いで鍵開けてもらいました。自分の死を知ってたかのように部屋の中綺麗に片付いてました病院で死んでから4カ月だそうで
家内にたどり着くのに時間かかったそうです。引き出しの中から家内の見たことない幼い写真がありました家内は複雑な気持ち役所で無料で廃棄処分するとのこと遺骨は1年間引き取りないと無縁仏なるそうです今の母はよくしてくれたこともあり一度も会いに来なかった母に愛情がないと無縁仏でよいといいます私はそれじゃ切なく思いますどうすればよいですか又義母は旦那さんがいましたが義母死ぬ1年前亡くなり身寄りがないみたいで位牌は役所の担当がその時もっていかれました多分無縁仏と思います
納骨しようと私思います48年いまさら役所も連絡してくるなんて恨みますよ


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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これから先、手を合わせる私であれば、ご夫婦は幸せでありますよ

人の最期。。。なんとか、身内に連絡をと役所も捜しますので。お子さんである妻に連絡が入ったのでしょうね。

親が亡くなったのだと知らされても、音信不通で 親子の関係も実感がないでしょうし、正直 複雑なのも、妻からしたら、当たり前のことでしょうね。
それでも、あの人がいて私がいる! それも分かるから、悩んで当然。

こうしなさい!って、答えはないと思うんですよ。
ただ、知らされたのには、ちゃんと意味があるはず。親の死を通して、自分の生き方や、これからを見つめていく 大切な機会をいただいているのだと受け止めましょう。お骨に関しても、今すぐと慌てず、ご夫婦でゆっくり話合っていただきたいな。それで出た答えであれば、それが一番良い方法であると思います。

合掌。。。手を合わすというのは、私が仏のご縁に出会い、自分を見つめ問うていくということ。お骨がどういう形におさまったとしても、これから先、手を合わせる私であれば、ご夫婦は、幸せでありますよ(*^_^*)

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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誕生の日は 母苦難の日

hiroさん
浦上哲也と申します。まず、状況の確認をさせて頂きます。

・hiroさんの奥さま(A子さんとします)が3歳の時ご両親が離婚し、A子さんは父親に引き取られ、父は再婚をした。
・4ヶ月前にA子さんの生母が亡くなり、身寄りが無いようで、賃貸住宅管理組合から連絡があった。
・A子さんは引き取る気がないが、hiroさんはそれでは切ないと感じていらっしゃる。

上記のようなことでよろしいでしょうか。

私の親しい者の話ですが、彼はやはり生母の顔を知らず、生後間もなく引き取られた家で実子として育てられました。彼がその事実を知ったのは30歳の頃です。

非常に驚いたそうですが、彼は事実を知る前に僧侶となり、ひとつの句に出逢っていました。

「諸人よ 思い知れかし 己が身の 誕生の日は 母苦難の日」

彼は「自分には、苦難をしながら私を産んでくれた母親がいて、そして愛情深く育ててくれた母親がいる。母親が2人いるなんて幸せだ」と言います。そして毎年の自分の誕生日を、生母に感謝する日として過ごしています。

彼も、生母の状況は一切分からず、探した方が良いのかどうか迷っているようです。
でももし彼がA子さんと同じ状況になったら、自分を産んでくれたご恩に感謝し、お骨を放っておくことはしないと思います。

hiroさん、A子さんは動揺していらっしゃるのではないでしょうか。そして生母のお骨を自分が供養することは、育ての母に悪いのではないか、と思っていらっしゃるのかもしれません。

でも、今お骨を見て見ぬふりをしてしまえば、おそらく公共の合葬墓に合祀されることになり、それから後悔をしても、どうしようもありません。
どこかに合祀するのは、一度引き取った後でも出来ることです。A子さんとよくよくご相談なさってみて下さい。

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浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...
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複雑な理由があったのでしょう。

48年も連絡の無かった実の母親の死を知らされた
hiroさんの奥さん、さぞかし複雑な気持ちだったでしょう。
奥さんは実の母親のことはう心の片隅から
追い出してしまっていたのでしょう。
亡くなったお母さんにもいろいろな事情があったのでしょう。
子供のことは気がかりだったが、新しい母親が出来たのだから
自分が連絡を取るのは子供の為に良くないと判断してからなのか、
連絡を取ろうとしたが、父親に拒否されていたのか。
それとも子供に対して何も愛情を感じなかったから連絡をしなかったのか?
奥さんは後者の方を考えてまた、今の母親に対しての義理で迷惑と言ったのでしょう。
しかし、亡くなったお母さんが奥さんの写真を大事に保管していたと言うことは
まるっきり忘れていた訳では無いと思います。
愛情がなければそんな写真ずっと取っておくことはないと思います。
何か事情があって連絡しなかったのでは無いでしょうか?
遺骨を引き取る、引き取らないは自由ですが、
もしこのまま無縁仏にしてしまっては奥さんが
今後一生心の重荷になってしまうのでは無いでしょうか。
昔の事情を知る人(親戚、知り合い、実の父、今の母親)、
亡くなる前の母親を知っている人(入院していた病院、近所の人など)
に話を聞いてみるのは如何でしょうか?
そうして亡くなったお母さんを知ることも
お母さんの供養にもなるのではないでしょうか?
そうすれば遺骨をどうするか答えが自然と出てくるのではないでしょうか?

ちなみに無縁仏が出た場合、お役所はできる限りのことをして
あらゆる手段を使い、親戚、縁者を探して連絡します。
どうしても見つからない場合、引き取り手がない場合のみ
1年間の猶予を経て無縁仏扱いにします。

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50代、妻と娘2人。 若い頃はタイやインドなどアジアを中心に10年程旅行...
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あなたの気持ちに素直になったほうが良いですよ

 今は血縁、戸籍上赤の他人かもしれませんが、仏様を預かる気持ちでお骨、お位牌を引き取ることも良いと思います。私のお寺には無縁仏やお墓の作れ無い人のお墓が合同墓地としてありますが、僧侶として遺族の方がお亡くなりになった方のお骨やお位牌を預かってほしいです。今は戒名(名前・命日)がはっきり書かれた骨壺やお位牌も年月が経てば剥げてきて、読めなくなります。それは切なくなりますので遺族の方で管理してほしいのです。
 役所から連絡があったのも何かの縁、私は預かるべきだと思います。奥さんのご両親に気遣うことも、もちろん大切ですが、自分の気持ちに素直になるべきです。
 最終的には奥さんの両親を交えて相談し、白黒はっきりさせた方が良いです。後、どんな結果であろうとも決まったことには従い、後腐れ無いようにお互い覚悟をすることです。「やっぱりこうすればよかった。」と思わないように話し合い、思いをぶつけてください。
 

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あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのでは...
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hiro様。

先ずは、奥様とお話よくよくご相談為さいませ。
慌ててお骨を合葬墓に合祀する事の其れを…

浦上 哲也 師も申されるが如く、「一度合葬墓に合祀されれば、親族のお骨としてのお祀りが出来ないと後悔をしても、出来なく成るのです。 合祀するのは、一度引き取った後でも出来ることです。」から…

如何でしょうか。

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色々の悩み事がこの世には沢山有ります。 大学の卒論で密教天文暦法を研究致...
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今の気持ちを確認してください

hiro様へ

今の気持ちを今一度確認してください。
その気持ちに従い歩んでください。

ただ一つご両親とはなにかのご縁があったことを忘れないでください。
そのご縁には意味がおそらくあります。
なにを教える意味があったのでしょうか。
ぜひそのことについても考えて頂きたいと思います。合掌

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鈴木光浄
「人の一生に寄り添うことのできるお寺」を目指しております。さまざまな御縁を...
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質問者からのお礼

有難う御座います1年以内に遺骨。環境整い次第引き取りたいと思います不思議なことに何故か私のなかから離れません結婚当初考えたことのない出来事関係ないと言えば一言でおわりますが何故か身近に肌に感じます妻に関係ないのにと言われましたが気の済むようにします。実の母親からも父方の墓にはどんなことがあっても一緒いれるなといわれてます昔何があったかわかりませんが私の思ったように本人の意見尊重しながら感じたようにしたいとおもいます

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ