過去の失敗がトラウマになり年月が経っても前に進めません
ご覧いただきありがとうございます。
過去の失敗の経緯から聞いていただきたいので長文になることをお許しください。
私は絵描きを目指している者です。
私は住んでいる地域から離れた専門学校に通っていました
その専門学校では年に2回多くの企業の方を招いて学生の作品を見せるイベントがあり、そこで企業の方に気に入られたものは企業様から名刺を頂きそれが就職内定に直結することも珍しくないほど重要なイベントでした。
当然自分もできうる限り一生懸命に作品を作りました
私の通っていた学校は泊まる事が許されていたので何日も何日も泊まり込み
家にはお風呂と着替えと2時間くらいの仮眠をするために帰り
行き帰りのJRの中でまた仮眠をとるような生活のなかで作品を作っていました
そして当日 企業の方に見てもらおうとしたら見ることを拒否され
見てもらっても何もコメントもなく「はい見ましたよこれでいいでしょ?」というような態度をされ自分は何も評価されることもなく
ダラダラと寝っ転がって待ち、暇になったから企業の人に見せに行く適当なことをしていた生徒が企業の人から名刺を何枚ももらい評価を貰っていました。
学校の先生も企業の人を持つかのように企業の人は忙しいから仕方がないとばかり言い生徒側の事情はあまり考慮されているように思えないことばかりを言いました
その瞬間自分の心が崩れかけたように思えました。
なぜ私は何も評価されなくて、
適当にダラダラしていた人間が評価が高いのか
その日の帰り私は自殺を考えました
あまりに苦しすぎてあまりに辛すぎて
JRの線路に飛び込んだ方が楽になるのではないかと
ですが線路に飛び込もうとしたら脳裏に自分の母親の顔が浮かびました
自分が絵で行きたいといったときも唯一許してくれた母親です
その母親の顔が浮かびその場で自殺には及ばなかったのですが、
それでも自分の心には強い過去の失敗、挫折の気持ちが残り続けており現在も
何かちょっとした事で失敗すると過去の事が思い浮かんでしまい
どうやったら前に進めることができるかわからなくなってしまいました
そして今もその気持ちをずっと持ち続けたままいます
自分は過去の失敗、挫折をどのように受け止め前に進めばいいでしょうか
何かご助言を頂けたらと思い投稿させていただけました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
後悔しているヒマはないですよ…次、行きましょう!
『絵描き』…私には想像も出来ない世界です。全く絵が描けませんので…。
絵に限らず、芸術はその作品が評価されて初めて成立します。見る側、鑑賞する側はその作品のみで判断するのであって、描いた人の人柄には興味は無いものです。作品内容を作者が鑑賞者に説明する機会があれば、人柄云々ということもあるかも知れませんが、それは大して重要なことではありません…鑑賞者、所有者、「消費」者からすれば…。
一生懸命に努力すれば人に認められる…ならばとてもよいことでしょうね。
でも、一生懸命さの証明がこれまた難しいです。何時間掛けた、打ち込んだ…う~ん。
差別的な喩えになりますが、あなたは「メイクに3時間掛けて、高級ブランドに身を包んだ、どこかの知らない女の人」と「ほぼすっぴんで私服の女優さん」のどちらが美しいと思いますか。
実は人は他の人の内面、奥底まではほとんど見ていません…興味がないからです。
だからこそ、逆に人の評価、顔色に一喜一憂することはあまり意味あることとは言えないのです。
絵はその作品だけで評価されます。
あなたの絵が、イベントの際に見てもらった企業の担当者の興味を引かなかった。ある意味それだけのことですよね。
今はどうなのでしょうか…寝食忘れて作品に取り組んでいらっしゃいますか。
芸術は本当に厳しい世界だと思います。それで食べていくということはよっぽどのことなのだと思います。音楽でスポーツで食べていく…同じような厳しさなのでしょう。
でも、あなたはそれを選んだのです…やれるところまでやってみるべきです。
頑張ったら評価されるかどうか…私には分かりません。
ただ、頑張って作品仕上げる、より深く考えて絵の方向性を変えていく、先生に師事して的確なアドバイスを頂く…いろいろやることはありそうですね。
いずれにせよ、過去の失敗(というよりかは、過去の経験だと思うのですが)などにこだわっているヒマは無さそうですよ。
御寺院そして仏様巡りなさってみませんか? 多くの芸術作に出遇えることでしょう…きっとあなたの将来の糧になると思います。
大事な事は
拝読させて頂きました。
スパッと言いますと、見る目の無い者に見せて何も言われなくても全く気にする必要ナシです。
あなたは企業の会社員に評価を得ようとして、就職を決める為に絵を描いていたのでしょうか?
その為ならば企業の人間が気に入る絵を描くことです。
あなたは本当に何のために頑張っているのですか?
どうか大切な事を見失わないでください。
本当にあなたにとって大事な事を見失わないでください。
そして与えられた生命を、人生を本当に大切に活かしてください。
そこをもう一度再確認なさってからです。
あなたにはこれから大事な未来があるんです。
そんな方々からの評価なんて受けなくてもいいんです。
そんなことは人生の重大事ではありません。
もう一度しっかりと見つめ直してください。目を覚ましてくださいね!
そしてあなたにとって大切な事を確認して、そしてこれからも制作活動なさってくださいね。
あなたを心から応援してます!
質問者からのお礼
弘教寺 小林 覚城様
ご助言のお言葉ありがとうございます
「逆に人の評価、顔色に一喜一憂することはあまり意味あることとは言えない」
確かにおっしゃる通りです今まで自分は人の顔色を見すぎ、考えすぎていたものだと思いました。
過去の経験にこだわっている暇はない
これも確かにおっしゃるとうりです
御寺院そして仏様巡り是非ともやってみたいと思います
ありがとうございました。
一向寺 kousyo Kuuyo Azuma様
ご助言のお言葉ありがとうございます
「自分が何のために絵を描いているのか」全く失念しておりました
初めて絵を描いた時の志や想い それをいつからか見失っていたのやもしれません。
無くしてはいけない心を無くしかけておりました
ありがとうございました。