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突然の死

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9月13日、実家の愛犬を亡くしました。
交通事故でした。

16歳になり、足腰もおぼつかず、目も白内障になってほとんど見えないおじいちゃん犬でした。
両親は旅行中で不在、地元に残る私が世話を任されていました。
夕方、仕事から一時帰宅し、猫に餌をやり、愛犬はトイレに行きたがっていたのでいつもどおりリードをつけずに外に出しました。
よたよたといつも家の周りを歩いているので大丈夫だろうと、私もトイレを我慢出来ずに用を足しに行きましたが、ふと嫌な予感がしたので終わってからすぐに様子を見に行きました
敷地中探しましたが見つかりません。家から30m程の対向車線側にあるバス停のそばに何かの塊があるように思え近づいて見ると、居なくなった愛犬でした。
轢かれた時の衝撃で前足の関節が外れ、歯が折れた影響で顎も砕けたのか、ぐったりと地面に横たわっていました。
何が起こったのか分かりませんでした。

私が目を離さなければ、こんな事にはならなかったのに。家族にもすぐ連絡はしましたが到底顔向けできません。
愛犬にもたくさん謝りましたが、こんなことでは済まされない、大切な命を私が奪ったも同然だと思っています。まだまだ長生きできたかもしれない、とてもいい子だったのに‥‥。近頃老化が著しく、最期の日も近いかもしれないと感じていたので、その時が来たら安らかに眠ってほしいと願っていたのに、最期まで苦しい思いをさせてしまいました。
対向車線側のバス停まで距離があるのに、どれだけ苦しい思いをしたことか、痛かったのだろうか。ご飯をあげる前で、お腹をすかさせたままひとりで死なせてしまった事、本当に何から何まで酷い事をしてしまいました。とても申し訳ない事をした、小さな命を守れなかった自分に対して自責の念でいっぱいです。
家族が帰宅するまでの間火葬せずに遺体を安置させることになりましたが、一人家に帰る度、心が押しつぶされそうになります。
轢かれたのは夢だったのではないか、今も玄関の戸を開けたら出迎えてくれるのではないか、そんな妄想が浮かんでは消え、心の整理が全くつきません。
火葬は17日の予定ですが、残った時間でこの子に出来ることはまだありますか。生き残ってしまった私に何が出来るのでしょうか。よろしければご助言ください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ありがとうって。。。。

大切な家族である、ワンチャンの、旅立ち、、、、

寿命だったのです、あなたが悪くはありません。

小さい命を全うされました。。。

弱っていく姿を見せたくなかったのでしょう

すぐそばで、喜んでくれていますよ。

今は、ただ、『 ありがとう 』 と、

いつの日か、また、再会できますからその日まで

ワンチャンんに、心配かけちゃダメですよ。

如是愛犬発菩提心 頓生菩提 南無阿弥陀佛

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その子とのご縁

拝読させて頂きました。
その子の突然の死が訪れて本当に悲しみに暮れていらっしゃることとお察し申し上げます。
そして深い後悔の念に苛まれておられることとお察し申し上げます。
あなたのせいではありません。
その子の生命が全うされるその時が訪れたのです。

私はその子が必ず仏様の元に導かれて仏様の元で安らかになられます様心から仏様に願いお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

その子は必ず仏様の元で安心なさって下さいます。
あなたもどうか真心込めてその子をご供養なさってくださいね。
あなたのその思いは必ず仏様に届きます。そしてその子にも必ず届きます。
あなたとその子のご縁はこれからもずーーーーっと続いていくのです。
悲しみは尽きないでしょうがどうかこれからもその子を思いご供養なさってくださいね。

まだずっと先の事かとは思いますが、いつの日にかあなたがその生命を全うなさる時が参ります。
その時あなたは仏様の元に生まれその子に再会なさることでしょう。
そして再会を喜び合うことでしょう。

それまでの間あなたは合間合間にその子を思い心からご供養なさって頂き、その子にどうか身近で見守っていてくださいね、とお願いなさってください。

いつ如何なる時もその子とあなたはこれからも共にあるのですからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

寿命だったのでしょうか、今はまだ受け入れ難いです。私も飼い猫の視線を見ていると、まだ側にいてくれているような気がしています。
ありがとう‥‥そうですね、泣いてばかりでは心配させますよね。お別れは辛いですが、この子の新たな旅立ちを願って送り出せたらと思います。

Kousyo Kuuyo Azuma様
温かいお言葉ありがとうございます。
お別れをしてもこのご縁が続くのですね。
沢山待たせてしまうことを考えると心苦しくもありますが、再会するその日までこの子の分まで懸命に生きていこうと思います。
ありがとうございました。

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