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東日本大震災を受け入れられないでいます

回答数回答 3
有り難し有り難し 19

こんばんは、よろしくお願いします。
東日本大震災が起きた時、私はうつ病の闘病中でした。
テレビでは津波の映像しか映らず、当時はそれを見ていたら心身的に調子を崩し、見ないようにしてきました。
あれから六年、私は地震が怖くて怖くて仕方ありません。
私の住んでいる場所が昔から大地震が起きると言われ続けてきた静岡だからです。
もし、東日本大震災のような大地震が起きたら、親戚や大好きな祖母、姉と父の職場は津波避難区域になります。祖母が一歩でも遅れたら…父なんて海の目の前で働いてます。高台に逃げても逃げ切れるのか?
それに福島で起きた原子力発電所の事故、そして避難区域。私の今住んでる所は、東日本大震災の福島原発で街を出なければいけなかった人たちと同じ状況になる場所です。私だけでなく、家族、体の弱った祖母、知的障害を持った甥っ子も街を出なければならないし、ペットとは言え、私が病気で辛い時側にいてくれた大事な猫を置いていかなければいけない。
来年入籍をする彼の家は専業農家で、汚染されてしまったら義理両親と彼の仕事が奪われてしまいます。きっと、仕事と言うだけでは片づけられない位大きな物だと思います。
しかし六年が経ち、復興も進み、あの時の映像を目にしても大丈夫と思い、最近YouTubeで見てしまったんです。
見たのは3分にも満たない物でしたが、強い緊張感に襲われ、手が震え出してしまいました。
あの津波の中に逃げようとしてる人がいて、でもどこに逃げたらいいのか、逃げる場所なんてない、迫りくる大量の汚れた水、変わっていく風景。恐怖と絶望の中で死んでいったのだろうな。
そう思うと、苦しくて辛いです。
「風化させてはいけない」よく大きな事件や災害があると言いますが、私の心の中は
「早く風化していけ、私の頭から消えて忘れていけ」と願ってしまうのです。
恐くてたまらないんです。
状況が似てるからこそ、東日本大震災は未来の自分たちの状況を見ているようで恐いんです。しかし心の中では、そうやって逃げていたら、目を背くばかりでは、亡くなった方や頑張って復興して生きている人に申し訳ない。
そういう気持ちになるのです。
ちゃんと受け入れたい。でも恐い。
私はどうしたら受け入れられるのでしょうか。恐怖に怯えないで過ごせるでしょうか。
毎日、自問自答しています。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人事を尽くして極楽浄土での再会を待つ

先ずは避難計画を立てることが大切です。
命があればたとえ仕事場を無くしたとしても、簡単ではないでしょうが、新たな仕事場を探すこともできますよね。
地震が起きたら震源地と津波警報をテレビ、ラジオ、ネット等で確認し、大津波警報が出てたら高い所に一目散に避難する。
避難先は自宅の近く、仕事場の近く、それぞれ決めておきましょう。
もし可能なら、すぐには無理でしょうが、より安全な所に転居することがベストだと思います。
しかし、辛いことですが、それでも助からないこともあるでしょう。災害は地震や津波だけではありませんし、災害が無くてもいつかは誰もみな命が終わる時が来るのですから。
ですから、どうか、極楽浄土を信じてください。この世でどんな形でお別れをしたとしても、必ず極楽浄土で再会できると信じてください。その為の合言葉は南無阿弥陀仏と言います。不安を感じたら南無阿弥陀仏とお唱えください。
なお、過去の映像を見るのはくれぐれも気をつけて、控えめにしましょうね。
南無阿弥陀仏

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おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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仏の道

拝読させて頂きました。
私も今でもあの映像を見ると身体全身が震えます。恐怖と恐れが頭の中をおおっていきます。
今すこし思い出しても涙が溢れてきます。
ですからあなただけでなく多くの方々があの衝撃がトラウマとなって今でも残っていると思います。
ですからそのことを受け入れることは難しいと思います。無理やりに受け入れることはないと思います。

自然災害や戦争や人災は甚大な被害を私達そして生きる全てのものに与えます。
その破壊は計り知れません。
私達は本当に愚かな儚い存在です。

今を生きることに精一杯です。
そして私達は多くのご縁の中でしか生きること事はできません。
神仏や人々そして生き物とのつながりの中で初めて生きることができるのですから。
そのような儚い小さな愚かな存在だという事を心から自覚して、これから私達はどう生きていくことが大事なのかしっかりと冷静に考えていき、正しく判断していくことが必要かと思います。
社会の情勢や国家の情勢や世界の情勢が移り変わり、お互いの我欲や利権にまみれて相争っています。
そのような情勢の中でも私達が正しく生きる道を、私達一人一人が我が身の儚さ愚かさを自覚して、間違いのないように正しく判断し行動ていくことが必要です。

それが仏の道であると私は思います。

私達がこれから心から安心し共に助け合いながら思いやりながら健やかに生きていけるような未来となります様切に祈ります。そして必要な事は実行していきたいと思っています。

あなたやご家族の皆さんがこれからも仲良く共に思いやり健やかにご成長なさって下さいます様心からご祈念申し上げます。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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無理に受け入れる必要はありません

旋律mk様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

仏教で代表的な苦しみとして挙げる八苦の中に、愛別離苦、怨憎会苦というものがございます・・

拙生においても、東日本大震災は、まさにその二つの苦について考えるところとなりました。

なぜ、私たちはかようにもこの世界の現実に苦しまなければならないのか・・

答えは、やはり仏教にございました。どのように善く生きて、善く心の状態を保つべきか、その心構えを仏教の智慧から学ぶことも。

何も無理に受け入れる必要はありません。それよりも、是非、仏心を受け入れられて頂けましたら幸いに存じます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ