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お坊さんになるにはどうすればいいですか

回答数回答 3
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今高校生なのですが、天台宗のお坊さんになりたいです。
どのようにしてお坊さんになることができるのですか?
仏教系の大学に行くべきなのでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

坊さんという形にこだわるより僧侶以上の徳を持つ

カタチだけ坊さんは沢山見てきましたが、痛い人は多いです。
私もまだまだです。
宗派問わず、僧侶、坊さんになるということは、スンゲー冷静に考えてみてください。
どっかの宗派に所属してポクポク坊さんぽいことをやることではニャイのです。
これは実際に修行道場に行ってみると多くの人は洗脳されてしまいますが、本人の中のブレない方向性、軸をしっかり持っている必要があると感じています。
日本のお坊さんの大半はお寺を守る坊さんです。
ですが、もっと大切なのは仏法を守る、仏法を明らかにする、仏法を広めて抜苦与楽するお坊さんが大事なんじゃないかと思います。
お釈迦様をみならって、何の宗派もなしに裸一貫で、人間の思考思慮分別妄想我執から自由になって自身の本来の様子、本来性を明らかにすること。悟りということをきちんと明らかにすることが坊さんになるコスプレ僧侶になるかの分かれ道だと思います。
これはご参考までに、ということで。
頑張ってください。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
💕禅ママ説法💗 禅ママの超簡単!不安消しテクニック! (*´ 艸`) 人生って、ちょっぴり不安がいっぱいよね? でも大丈夫! 「現実」と「頭の中だけ」をちゃんと見分けられるようになれば、不安なんてちっぽけなものよ! だって、みんな「もしも~」「もしかして~」って、頭の中で勝手にドラマ作っちゃってるだけなんだもん。 (˘ω˘) 「あれが起きたらどうしよう」とか「こんなことになったらどうしよう」って、まだ何も起きてないのに、勝手に心配しちゃうのよね。 だから、今この瞬間、目の前にあるものに意識を集中してみよう! ✨ 見えるもの、聞こえるもの、感じてること… そうすれば、どんなに不安なことがあっても、"今ここ" に戻ってこれるわよ! 心配事って、まるで映画の予告編みたいなのよ。 まだ何も始まってないのに、ドキドキハラハラしちゃうでしょ? でも、実際は、今この瞬間、目の前で起きていることだけをちゃんと見ればいいのよ。 そうすれば、心はもっと穏やかになるわよ。 不安を感じたら、ちょっと立ち止まって考えてみてね。 「この不安、本当に今の私に必要?」 「今、目の前で起きていることは、一体何?」 そうやって、現実と想像の違いに気づけば、不安に振り回されることも減っていくわよ。 だから、今日一日も、"今" をしっかり感じて、笑顔で過ごしてね! (*´ 艸`) じゃ、行ってらっしゃい!

いろいろな話を伺ってくださいね

拝読させて頂きました。
お坊さんになるには先ずは師僧を見つけなければなりません。
菩提寺様がその宗門であるならば一度ご相談なさってみてはいかがでしょうか?
様々な仏教系の大学や学校がありますのでその中で進学して学ぶも手段ですが、いずれにせよ各宗門の本山等へ修行に行かなくてはなりません。
様々な方からお話を聴いてご検討なさってみてくださいね。
このhasunohaでは様々なお坊様がいらっしゃいますからせっかくですからいろいろお話を聴いてみて参考にしてじっくりとご判断なさってくださいね。
あなたが仏教を学ばれて立派なお坊さんになられることを心からお祈り申し上げます。
そしてあなたを応援させて頂きます。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

お坊さんは職業ではなく、生き方です。

ご相談読ませて頂きました。
天台宗のお坊さんになりたいとのこと、一人の天台僧として有り難く思います。

しかしまずはやはり、僧侶として生きていくということは、少なからず覚悟の要ることでもあります。
坊主丸儲けなんて言葉もありますが、生活の為の生業ではなく、生き方として僧侶という道を選ぶというのはどういうことなのか、勉強をしながら少しずつ考えていただければと思います。
生き方として仏道を歩むということなら、お坊さんという立場にならずともできることはあります。

さて、正式に天台宗の僧侶になりたいということならば、やはりお師匠さんを探さなければなりません。
そういった点では、仏教系の大学であれば、縦にも横にも人脈ができるかもしれませんね。
しかし私の行った大学では、授業で衣を着たりお経を唱えたりもしました。宗門の学生として授業を受けたいのであれば、やはり進学前に菩提寺さんなりなんなりに相談し、師匠について得度くらいしてからの方がいい気もします。

天台宗の何に興味を持っていただいたのかはわかりませんが、比叡山は日本仏教の多くの祖師が学んだ場でもあります。幅広く学べるので、入口としてもお勧めです。
今は仏教書や解説書も色々出てますから、師匠を探しつつ学びも進めてみてください。

一つ注意していただきたいのは、解説書だと著者の立場によって読みとり方が変わる場合があるということです。
例えば『法華経』の解説書であっても、天台宗の人が書いたものと日蓮宗の人が書いたものでは理解の仕方が違ってきます。
あるいは、宗教学者が書いたものと僧侶が書いたものでも、やはり考え方の違う部分が出てくるでしょう。
どちらが正しいということではなく、立ち位置の問題ですけど。例えば文献学的に言えば「大乗仏典」というだけでツッコミ要素満載ですが、信仰で言えばそういうことじゃない。

学びの上では、できれば解説書だけじゃなく漢訳仏典にあたって自分のまっさらな頭で読んでもらって、天台学をやりたいなら天台の教授やお坊さんが書いたものを見てもらえたらと。
法華経や浄土経典は岩波文庫で出ていたかと思います。
天台に限らず幅広くやるなら、東京書籍の『現代語訳大乗仏典』シリーズも読みやすいですよ。
ネット上では好き勝手な解釈も中にはあるので、書籍から入っていただきたいです。
そして疑問があれば、ここで遠慮無くどうぞ。

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有り難し
おきもち

天台宗寺院の住職をしております。 占い師さんや西洋思想の方面にも知り合いがいたり、他宗教の集まりにも顔を出したりと、あくまでも天台僧としての軸はそのままに、幅広く学んでいます。 そういった点から、少し違った目線でのお話もさせていただけるのではないかと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。

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