考え方の癖
こんにちは。
悪い方向へ考えてしまう癖を直したい、ぜひお力をいただきたく、お願いいたします。
いつも結果的にはそんなことなかった、となることは分かっていても、悪い方向へ考えてしまい、その結果が分かるまで心苦しい状態が続いてしまいます。考えないようにと言い聞かせてはいるのですが、止められず・・・現在遠く離れている友人が苦労しているというを聞き、元気で生活しているのだろうか、変なこと、悪いこと考えていないだろうか、などマイナスなことをつい考えてしまいます。そのほか、ちょっとしたことで自分は周りから避けられているのでは、あんなふうに言ったこと悪かったかな、とまた想像ばかりしてしまいます。
つくづく自分はくだらないなと思ってしまうような内容ですが・・・何かお言葉いただけましたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
物事を「悪く」考える事は、人間としては「当たり前」の
姿といえます。
悪くとらえることは、それ以上悪いことが起きないように、
或は悪い結果になったとしてもそれ以上こころが
傷つかないようにするために、こころが自動的に発する
防御行動みたいなものだからです。
物事を「悪く」考えてしまうことを「悪い」と思わないことから
はじめてみましょう。
結果は時折、あなたの想像通りになることがありますが、
基本として、誰にも分らないのが現実です(^-^)♪
悲しみも、辛さも、憎しみも、妬みも、
こころがひとつ成長するために必要だからある感情なのです。
いまはもうひとつ一歩進んだあなたになるための
成長のときなのです。
苦しいかもしれませんが、あなたがもっと素敵なひとに
なられる時なのだと思うのです。
どうかあなたが安らかに、素敵な日々を歩めますように。
さちあれ、さちあれ。合掌
都合が悪い ということを 強く持っている
あなたにとって都合が悪くなることでいつも悩んでいるはずです。
「こうなったらわたしにとって都合が悪いな」
「あんなことになったら私にとって都合が悪いナァ」
人間およそそれを心配しているだけです。
こうなるのではないか…?
それはアタマの中の世界です。
自分が、想像した実際に起こっていない出来事です。
今まで、こうなったらどうしようと思ったことは本当に起こったことがあるでしょうか?
いまだ起こらざる事をむやみに心配してもいたずらに身心を疲弊させるだけです。
とらぬ狸の皮算用。
「都合」を無くしてみてください。
こうなってほしい、という気持ちを捨てるのです。
スポーツでも競争でも、こうなってほしいという気持ち、欲求が強いと、そうでなかった時、失われる感覚が大きくなります。ガッカリ感、喪失感、損なわれ感。
あらかじめの「期待」や「要求」を無くせばいいのです。
そうすることで、事実をその場でダイレクトに味わうことができます。
その場で、直接その事実に直面しながら生活する。
それ以外は全部自分の妄想だと思って相手にしないことです。
今、これをご覧になっている時は、これだけ頂戴すればいいのです。
その後に出てくる思いの中のオプションやサイドメニューは触らないでください。
これだけ単品で頂く訓練だと思って、余計な思いのつけ足しをしないで生活をしてみてください。
善悪、白黒思考を止める
善悪、白黒思考を止める。これが大切です。
世の中、思考の上では、良い悪い、損得が存在しているように感じます。
しかし、それの多くはご自分の考えの中だけで湧き上がるだけのことです。
事実はそうではありません。
雀がチュンと鳴けば、チュンが存在しているだけ、そこで全てにもかかわらず、そこに考えを瞬間に付け足す癖がついていることに気づいてください。その付け足しが、あなたを苦しめる原因です。
その考えの付け足しをせず、それ以前で生活してみて下さい。
質問者からのお礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。
皆様のお言葉、ありがたく毎日思い出していこうと思います。いくつになっても成長の時はあるのですね。余計な思いの付け足しが私の課題ですね。
お返事いただいて読み返すたび、なんででしょうか、涙が出てきてしまいます。こんなにも私のために真剣にお言葉をいただけること、お時間を割いていただけること、本当に感謝、感謝です。
またつまづきそうになったとき、お助けいただくことがあるかと思います。ここが今の私には救いの場となりました。ありがとうございます。