閲覧ありがとうございます
初めて投稿します、ゆきと申します。
3、4ヶ月前から仕事にいこうと考えると動悸吐き気がしたり、涙が出てきたりしました。そんな時は、頑張ろう、頑張ろうと言ってこれまでの自分を奮い立たせてきました。しかし、最近は体調を崩したりして身体が思うように動かなくなり休みがちになってしまいました。
以前楽しめていたことも楽しめなくなったり、でかけることも億劫になったり、人の話を聞いていても上の空になってしまったり、ぼーっとして動けなかったりと私生活にも影響が出てきています。
辞めるという考えが浮かんでしまうこともありました。
しかし、そうしたら自分は何も続けることができず、ただ逃げるだけの人間になってしまうのではないかと思いました。
子どもの頃は1つのことを長く続ける事ができたのに、大人になるにつれて続けることができなくなってしまいました。このため仕事はなんとか続けるために自分に耐えろ、と言ってきました。最近では心が限界まできてしまい、今後続けていくことに不安が出てきました。
根性がない自分に嫌気がさして、周りの人にも迷惑をかけてしまう。こんな自分がただただ情けなく、毎日鬱々とした気持ちが続いています。
鬱々とした気分が晴れて日々穏やかにすごしていきたいです。
悩んでいる内容も情けないと思い誰にも相談できず、hasunohaのサイトを見つけ投稿しました。
最後に自分の煩悩を聞いて下さりありがとうごさまいました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
やさしい気持ちで
はじめまして。
よく打ち明けられましたね。
耐えていこうという勇気や、続けていけるだろうかという不安。
迷惑をかけてしまうことへの情けなさ。根性のない自分への嫌気。
たくさんの感情が一気に押し寄せてくると、どうしていいかわからなくなりますよね。
きちんとした自分でありたい。そんな思いが伝わってくるようです。私などよりもつらい経験をされているのでしょうが、私も、自分が情けなくて、本当にこの道を歩んで生きていけるのだろうか、と悩んでしまったことがありました。何年か前に一度。そして今年に入って一度。自分に嫌気がさした、というよりはすっかり自信が持てなくなってしまったという感じです。そのたびに逃げてしまいたくなったり。
でも。お坊さんだからでしょうか。「それよりもっとたいせつなことがある。」という気持ちが私を支えてくれているようです。その気持ちを信念と呼ぶか信仰と呼ぶか、はたまた開き直りと呼ぶか。それは分かりません。
ですからたとえば人によっては、この仕事、これからどうしようか、というときも、どことなく他人事感があって。だから深刻になりすぎることもあまりない。かえってその方が冷静にやるべきことに集中できる。大なり小なり こういうことはあると思います。案外、大事な資質かもしれません。
今あなたにとってたいせつなことは、悩んでいることを情けなく思うのではなく、やさしく受けとめてあげることではないでしょうか。
やさしい気持ちでひとつひとつの動作を丁寧にやってみる。朝起きて顔を洗うときも、呼吸をするときも。
仕事のひとつひとつとってみても、困っている人を助けるような気持ちで、
ひとつひとつやさしい気持ちでやってみると。
その行いのうちに、ほっとする瞬間、受け入れることのできる瞬間が訪れると思います。
きっとあなたの支えになるはずです。
仏教では、そのような行いを
『安楽行』と呼んでいるのです。
あなたのそのような行いが、私にとっても、多くの人にとっても、本当に求められている大事なこと、たいせつな仕事だと信じています。
どうか無理なさらず自然体でお過ごしください。
先ずは休んでください
拝読させて頂きました。
私も以前そんな気持ちになりましたね、頑張っても頑張ってもうまくいかない、逆にアリ地獄に飲み込まれていってしまいそうになりました。
月曜日の朝の会社の会議に出る前に何度も倒れたこともありました。
そんな時は本当に心身共に疲労と病気のピークに達していると思います。
仕事は人生の一部でしかありません。
どうか先ずは少しでも休んでください。すぐに疲れはとれませんから休暇を取って頂きたいと思います。
ピークに達している時には特に何もできません。悪化するばかりです。
ですから先のことを考えずに先ずは心身共に休んで少しでも回復させてくださいね、あなたが思うことはこの場でもお話しなさってください。そして吐き出してみてくださいね。
あなたにとって大事なことはまだまだ沢山あるのですからね。
心身共に癒やして回復させてから又新たな未来が開けて参ります。
あなたが疲れを癒し、これからの未来に向かって充実して歩みだしていって頂きますようにと心からお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
お二方ともご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなってしまいすみません。
造文様、日々余裕がなく、どうしても自分のことをやさしい気持ちで受け止めきれずにいました。これからは、ひとつひとつの行為をやさしい気持ちで行なっていきたいと思います。
kousyo Kuuyo Azuma様、限界まで来たときは休むという選択を全く考えていませんでした。まずは心身ともにゆっくり休んで回復してから、また前を向いて歩き出したいと思います。
お二方の暖かなお返事のお陰で心の重荷がすっと軽くなりました。思いきってこの場で打ち明けることができてよかったです。何よりも私の思いに寄り添って考え、答えをくださったことがとても嬉しかったです。
最後に本当にありがとうございました。