全てを投げ出したい就活生
初めまして。藁にも縋る気持ちで相談させていただきます。
現在就職活動中の大学4年生です。加えて、卒業論文が必修であり、そちらに取り掛からなくてはならない現状の中、ふと自殺の方法を思考するばかりで、いざ求人票や卒業論文の資料に目を通しても全く頭の中に入ってきません。ここ1カ月ほどはただPCの画面を流し見し、気が付くと一日が終わっており記憶の整理がついておりません。
就職活動が始まる3月の頃を思い返すと、今の自分とは変わって非常に生き生きしていたように思います。部活動で個人の成績を上げ、選手になれたことや、学業において学科内で成績優良者に選ばれたこと、様々な経験が自分に自信と力を与えてくれていたと思います。
そこが慢心だったのでしょうか。いざ就職活動が始まり、自分が入りたいと感じた会社にエントリーしましたが、結果は内定0。それからズルズルと100社以上見ていく中で合わせて40社程度選考を受けました。ですが、それでも内定は出ません。
その一方で、友人達はいわゆる有名所から内定を頂いており、中には私が行きたかった企業に内定を頂いている友人も居ました。しかしその友人はお世辞にも大学にきちんと来ていた人間ではなく、何故という思いが今も私を苛んでおります。
もちろん、その友人が私が見ている側面だけでなく、別の点で評価を受けたのだろうということは頭では理解しています。しかし、昨今の人物面重視の採用活動は私にとっては地獄です。企業は「人」を大切にすると嘯きますが、OBやOGの方に話を聞くと、実待遇は異なり、むしろ「言いなり」を欲している等、嘘ばかりです。
意志を持って様々な事に自分から取り組んだということはどの企業でも言っていますが、ここまでお祈りを頂いた中、自分は社会不適合者だという烙印を押さざるを得ません。自分が自分だからこそ成し得ることがあると信じてありのままの自分と実体験を面接の場で語りましたが、未だに必要とされていません。
一旦、就職活動の場から離れ卒業論文に取組もうと10月初めに考えましたが、頭の回転は鈍く、体は重く、何をするにしてもパフォーマンスは最低で、日々をただ浪費する自分が大嫌いです。そうであるが故にこの場から、評価されないこの世界から、私は逃げたいとふと考えてしまいます。今私をとどめているのは、親への義理のみです。
私はどうすれば良いでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誰もが二つか三つのことを掛け持ちしています
就活と卒論の両方に追われ、さぞお辛いでしょう。一つずつ片づけられたらよいのですが、なかなかそんなふうにはいかないのがこの世ということなのでしょう。
しかし、これを苦境とはお考えにならず、社会に出るための準備であると受け止めるのも一つの方法です。
私の兄夫婦を例にとれば、共稼ぎで二人ともずっと多忙でしたが、父と祖母が同時に介護が必要な状況であった時期がありました。母が先に亡くなっていましたし、平成の初めごろの話でデイサービス等もほぼなく、子供たちも小さかったので、本当に苦労していたと思います。ですから、子供らしいことを何もしていない私は今も頭が上がりません。
こんなふうに色んなことがいっぺんに湧いて出てくることもあります。クラブ活動だけどと勉強だけとか、というふうにはなかなかいかないのが今後の人生なのだから、いま直面しておられる状況は社会に出るための勉強の機会かもしれません。
では就活と卒論を同時にこなすにはどうすればよいのか、具体的な助言は難しいですが、マインドフルネスを実践されるのはよいことだと思います。マインドフルネスは要は仏教の禅を簡略化した実践です。禅僧は「今ここがを大切である」と説きます。逆に言うと、なかなか「今ここ」に集中できないのが人間なんです。就活中に卒論を考えてしまうように、誰もが心ここにあらずで、余計なことを考え目の前のことに集中できないんです。いまのあなたは顕著にそうである、ということなのでしょう。卒論の勉強をするときには卒論に集中し、就活のときはそれに集中するという、「今ここ」にブレない状態を作るのがマインドフルネス瞑想です。
やり方は簡単ですし、時間も取りません。精神科医の方々、お坊さんたちその他、多くの方々を具体的な方法や効果についてyoutubeなどで語っておられます。参考にしてください。
卒業論文については、教授に就職活動があるので、免除か難易度を下げさせて下さいとお願いに行きましょう。
就職活動については、自分の希望する分野を広げるか、希望する勤務地を広げるか、希望する会社の規模を広げるか、などして、これまでの就職活動を見直してみましょう。
40社も受けたなら、ある程度自分でも気がつくこともあると思います。
面接はちゃんと自己アピールできましたか?
面接で、明るく元気に、なんでもやります!という気持ちで臨みましたか?
パソコンの画面ばかり見ないで、大学や就職担当の教授の元に来ている求人などを頼りに探すこともいいと思います。
また給与や休日などではなく、どれだけ自分が成長できる仕事なのか、という事も仕事を選ぶ大切なポイントだと思いますよ。
また、もしも、教授が厳しい人で、卒業論文が難易度が高いなら、とりあえず卒業論文優先して、就職活動は来年にする手もあると思います。
その際は、就職活動での面接では、部活と卒業論文に時間を使いすぎて昨年は就職活動があまりできなかったんです。なので今年バイトしながら就職活動してる次第です(笑顔)。と、はっきり明るく言えたら、印象は悪くはないと思いますよ。