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上手に自分らしさや個性を出す方法

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有り難し有り難し 12

上手に自分らしさや個性を出す方法が分かりません。個性は悪いことではないと思っています。
ただ言い方を変えれば、クセが強いとか、少数派、目立ったことが悪目立ちに思われてしまうこともあります。
共感してくれる人や、仲間が増えたり、信頼してついてきてくれる後輩が増えたり、認められて責任感のあることを任せて頂いたりと、日々良いこともたくさんあります。
ただその反面で、出る杭を打たれるようなことを、あまり関わってきたことのない人から言われることや、苦手、、など、ちゃんと関わっていないのに決めつけで言われてしまうことも増えました。
世の中の人全員の共感を得ようというのは、もちろん無理だとは思っています。
でも、その決めつけで言われてしまうことをすごく受けとめてしまい、流し方も返し方もうまく出来ずに、へへへと笑っているのですが、頭の中では、こだまするようにすごく落ち込んでしまいます。
自分って間違ってんだな、と。
そうなったときの気持ちの切り替え方や受け止め方を教えてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

出し方よりも受け止め方でしょう。

ご質問の文中ですでに書かれていますが、「個性を上手に出すやり方」というより、「何か言われた時の受け止め方」で自分をコントロールする方がやりやすいように思います。
つまり、「その行動や意見が個性的か」というのは、相手によって異なるからです。同じ行為を「個性的だな」と捉える人もあれば、「当然だよね」と捉える人もいる。
現代って、同調圧力(同じように考え行動すべきという雰囲気)が凄く強いと感じます。何か突飛なことを言うといじめられたり、ダジャレを笑って流さなかったり。何というか「正解」だけが幅を利かせて、ひねりとか寄り道とか許されない感じ。
さて、周りからのあなたへのネガティブな評価については、「ああ、この人から見ると、今の私はそうなんだなぁ」と、正確に情報として受け取ってください。できます?そこに、「この人が・いま」という限定があることにきづきますか?
今は情報化された社会で、もの凄く多くの情報が身の回りにありますよね。けれど、情報って固定化されているんです。その時の・その発信者に。「これは新商品、日本初上陸。」という情報は、品物が出たその時は正しいのですが、半年も経てば間違いになります。さらに新しい商品が店頭に並んでいるはずで、いつまでも「これは新商品でして」とか昔の情報を語っていたら大間違いになります。
ということでね、もらった評価を「今・この人から見るとそうなんだ」と捉えられると、「では、これからはあんな風にしてみよう」とか「変化するもの」と捉えられるのですよ。これこそ諸行無常と言います。
「どうして、あんな言い方をするんだろう…」という自問自答は、あまり役に立ちません。そう思うなら、本人に聞くのが一番いいです。「うーん、どんな事があって、私がそう見えましたか?」と。それは、相手への「それでも私は、あなたとうまくやって行きたい」というメッセージにもなるのですよ。
「私は私。曲げない」という信念は宜しいと思います。「あなたからはそう見えるのね。でも、私はこう」で構わんのです。あなたのいう通り、「全員に好かれな」くても、物事やって行けるのです。そのくらいの幅は、どこにでもありますよ。

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