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家庭で、仏がまだいない場合、出来ることはありますか

回答数回答 2
有り難し有り難し 12

よろしくお願いします。

母が、祖父、祖母の写真、または位牌の写真をたんすの上に飾っていて、

今は、私が毎朝、お茶を上げたりしています。

やっぱり、両方の祖父と祖母の苦労の上に今があり、また今の日本が
あると思うからです。

私としては、そこにご本尊、というか仏様のようなものも置きたいのですが
、どうお考えですか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏様の教えに触れる環境を整えることは素晴らしいことです

亀山純史と申します。
ご質問の題である「家庭で、仏がまだいない場合」の「仏」とは亡くなられた方のことと理解してよろしいでしょうか。私の回答は、その上での回答になります。

もし仮に、ご家族の中で亡くなられた方がまだいなければ、仏様(ご本尊)を置いてはいけないとしたら、ご家族の中で亡くなられた方がまだいない寺院の場合は、その家族の誰かが亡くなるまでは、本堂でのお参りをしてはいけないことになってしまいますよね。でも、そんなことはありえないことです。どの仏様(ご本尊)も、私たちに生きる道を示してくれるお方です。是非とも、生きているうちに、仏様の教えに触れる環境を整えることをお薦めします。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

良いのではないですか

ご先祖様に感謝することで、今の生活が謙虚で豊かなものになるでしょう。
そうした生活を望むのであれば、仏像を拝んでも良いのではないですか。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

ありがとうございます。

父や母が、仏が家にいないのに仏壇などはいけないと言われたので、どうしようかと。

また、よろしくお願いします。

亀山様、ありがとうございました。

確かに、双方の実家にはご本尊があるのですが、
両親は早くに仏像などを置くのを嫌いまして。

早くお迎えが来そうな気がするみたいです。

お墓を買ったら、すぐお迎えが来られた方も
けっこういらっしゃるので。

どういうご本尊がよろしいんでしょうかねぇ。

ありがとうございました。

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