償いについて
初めて相談させていただきます。
仕事で、悪いことをしてしまった、失敗してしまったときの償いを教えてください。
謝ってなんとかなることもありますが、それで済まされない場合もあります。
その場合はどうやって償えばいいのでしょうか?
仕事を辞めることで償いとなるのでしょうか?自分が職場を離れただけで、相手方が負った心の傷が癒えるわけではないことは承知しています。
罪を犯した側が許されようとすることが如何におかしいことかも、償って償いきれるものではないことも承知しています。
何を以て償いとするべきかわかりません。
とても抽象的な文になってしまいました。申し訳ございません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
先ず第一は
拝読させて頂きました。
人間どうしても間違いやミスやあやまちを犯してしまうものです。
それは予期できないこともありますでしょうし、わかっていても止むを得ずに犯してしまうこともあるかと思います。
犯してしまったことをなかったことにはできませんし、やり直しはできません。
つぐなうことの先ず第一はそのようなことをしてしまったことで他者に被害を与えてしまったことを素直に認めて心から反省して相手の方に誠心誠意謝ることです。
許す許さないの前に真心を尽くし謝ることです。
それを相手が受け入れて下さるかどうかはわかりませんけれども心から謝ることです。
そしてあなたの罪を懺悔なさり二度とそのような間違いを犯さないようにと心からお誓いなさることでしょう。
誠心誠意謝っても同じあやまちを繰り返してしまったらまた元の木阿弥です。
ご自分のあやまちをしっかりと見つめなおしてみて、何が原因でそうなってしまったのか過程の中でどこが問題だったのかをしっかりと究明していくことも大切ですね。
それがすぐにはわからないことも沢山あるでしょうけれども決して曖昧にせずに目を背けることなく冷静に考えて究明していくことも大事ですね。
つぐないの責任の取り方は一概に言えないかと思います。
ただ辞めればいいというのも無責任かとも思います。辞めればいいではまた同じあやまちを繰り返すことにもつながりますからね。
その点はそれぞれの状況に応じて変わってくると思います。
いずれにしろ決して逃げずに心を込めて謝ることが先ず大切です。
その心が無ければ何も始まりませんからね。
いかがでしょうか?あなたもじっくりとお考えなさって下さいね。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
結論から言いますと、過ちを認めた上で次にどのように誠意を示すか、といった感じでしょうか。
言葉にすることで伝わることもあるということを再認識しました。
過ちを犯したら「ごめんなさい」、助けてもらったら「ありがとう」
気持ちを伝えた上で何を以て償いとするべきか考える。
恐らく、それができていれば自分の中に答えが出るのでしょう。
お忙しい中、回答いただきまして、重ねてお礼申し上げます。