オーラのようなものって、あるのでしょうか?
私は喫茶店で働いています。
その中の常連さんで妙に気になる人がいます。
好きなタイプとか、付き合いたい!とか好き!とかでは全くないのですが… 何だかやたら気になるのです。
この間、お会計するためにその人が私の前に来たのですが、その人からオレンジ色のようなあたたかい空気?(目で見た訳ではなく感覚なのですが)オーラ?みたいなものが流れて包まれた感覚がありました。
気のせいとは思うんですけど、あの時の感覚が忘れられず…
う〜ん…私疲れてるんですかね?
ちなみに霊感はありません。
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科学的にいえば・・・
くすくすさん、こんにちは。
巷ではオーラというもので、宣伝している霊能者どころか、そういうお坊さんもいるので、本当にあるのかなって思ってしまいますよね。
現在は科学的にはちまたのいうオーラは証明されていません。一部のスピリチュアルではオーラ観測装置でオーラを撮影してみせる機械がありますが、あれはまがい物です。あれはオーラではありません。ただたんに生体の微弱電流を可視化して見せているだけです。
じゃー嘘かというと、それこそ科学的にいえば、
相手の偉大さや、ビビビと来たこと、あなたのように何か気になることは、やはり科学的に理由があります。いろいろな理由がありますが、その人の持つ雰囲気や態度があなたが目から見た情報で潜在意識に反応して特別な存在として認識していることがあります。また生理学的いえば、フェロモンの可能性もあります。そのことが脳に反応して幸せな色として認識する、あるいは気持ちよくなることはあるのです。とにかく、あなたに何かしらの影響を与えてあなたが反応しているのです。そう意味では気のせいではなく科学的ですね。
それを恋と認識すると恋愛感情にもなるでしょう。その感覚を間違いなく受けるためには、理性で分析することも必要です。ビビビと来ても相手が悪人だったら付き合っては不幸になるからです。
がんばって、理性で考えてくださいね。その答えが見つかるかも知れません。合掌
名(こころ)と色(からだ)
仏教では、あらゆる存在を名(みょう:ナーマ)と色(しき:ルーパ)の二つに分けて考えることができます。
色(ルーパ)とは、物質的な現象や、肉体のことです。
名(ナーマ)とは、こころの現象、精神、情報のことです。
オーラのようなものは、あなたがそのお客様から感じとった何らかの情報(名:ナーマ)、なのだと思います。
たとえば、表情やしぐさ、しゃべり方、ファッションなどは物質的な現象(色)ですが、それを見たときにあなたが感じた事柄は、あなたの心の中で動いた「情報」なのです。
「情報」そのものは色ではなく名なので、情報には物理的な証拠がない可能性もあります。
しかし、情報を伝えたり受けとったりはできる。
「雰囲気」とか「間のとりかた」とかでも情報は発生しますからね。
質問者からのお礼
お二方とも丁寧な回答をありがとうございます!
変な質問かなとちょっと不安になりながら投稿しましたがとても勉強になりました!
独特な方なので、フェロモンのお話や雰囲気などはなるほどと思いました。
よく来る方なので、ちょっと観察して理性で考えてみます。
どうもありがとうございました!