クリスマスの予定
恋人はいないし友達も予定が合わなそうです。
好きではない女性と遊ぶことはできますが、
それは相手にも失礼なような。
どうするべきでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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クリスマスだからといって、
キリスト教の「アガペー」と仏教の「慈悲」
トットちゃん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
本来、クリスマスは、イエス・キリスト様の御誕生を祝するミサの日であり、キリスト教の教えを確かめ合う大切な日であると言えます。
その代表となる教えの一つが、アガペー(愛)であり、その愛を確かめ合うというところから、家族との愛、恋人との愛を確かめ合う、プレゼントを交換し合うとして、今日のようなクリスマスの形になったのではないかと思われます。
アガペー(愛)は、神が人間を愛するが如くに、人間も人間同士、お互いに愛し合うことが大切であるということであると存じます。その愛も、愛の字のように、「受」けるの真ん中に「心」がありますように、心と心、真心を受け取りあうということが一番大切となります。ですので、プレゼントはプレゼントとして、何より大切となるのは、やはりお互いの「心」、「気持ち」になるのではないかと存じます。
さて、仏教でも、もちろん、クリスマスと同様に仏教の開祖であるお釈迦さまがご誕生なされた日(新暦4/8が一般)がございます。この日は、「花まつり」との別名もございますが、お釈迦様のご誕生をお祝いする大切な日であり、各寺院で法要、行事が行われます。お花飾りと共に、甘茶をお釈迦さまに献じて、皆様にも振舞われるのも特徴的でございます。甘茶は、私たちを癒し救ってくださるお釈迦さまの有り難いお教えのことを表しています。
また、仏教でもキリスト教におけるアガペー(愛)のような教えがございます。それは、「慈悲」となりますが、仏さまが、迷い苦しみにある私たちを哀れみ、慈しんで下さっているように、私たちもお互いに哀れみ、慈しみ合って、助け合って、支え合って過ごしていくことが大切になるということで、まさにキリスト教と同じような意味合いとなります。
さて、本題に戻り、クリスマスを一緒に過ごせる恋人、友達もいない、好きでもない異性の方とも過ごせないとなりましたら、是非、ご家族と共に過ごされるか、あるいは、辛苦を共にする職場の方(くれぐれも予定のない方)と慰労会でもなされるか、または、お一人であっても、町中、日本中、世界中の皆の幸せを思って過ごされるか、そこに何か「愛」を持ってお過ごし頂けましたら、誠に有り難いことであると存じております。
どうぞ、良いクリスマスを、メリークリスマス!!
川口英俊 合掌
世界に貢献するチャンスです
はい、「好きではない女性と遊ぶ」も、世のため人のためになるような気がします。
とりあえず、お相手も「一人きりで過ごす」ことは免れますし、多少はお金も回るでしょう。
ですが、もし先方が「ゴメン、他の約束が入っちゃった」と言ってきたら、気持ちよく爽やかに、行かせてあげてください。それもまた、「世のため人のため」です。
もしかしたら、「一緒に遊んだら好きになる」かも知れませんよ。
ご友人と或いはご家族とお過ごし頂くのはいかがですか?
この季節何かと街中はクリスマスムードに包まれますね!クリスマスソング・イルミネーション・セールと世の中は何かともてはやす訳ですが、商業的な面が色濃くあると思います。私は仏教徒ですが、本来クリスマスは静かに親しい人たちと清らかなお気持ちでお過ごしになるのが正しいと思います。ですので無理に予定を合わせるのも無理やりですからもしご予定が合えば親しいご友人の方やたまにはご家族でゆっくりとお食事しながらリラックスしてお過ごしになる方が宜しいのではと思います。
それはキリストにも失礼なような
(゜-゜)私は修行道場で過ごした10年間の中で、毎年クリスマスには1200年前のミイラの周りをみんなでぐるぐる回っていました。ホント('ω')
(´◉◞౪◟◉)そこのお寺にはミイラがあってねぇ…、12月の24日が逮夜、25日がご命日の為、供養として、ぐるぐるお堂内を回ってお経を読んでいたとですヨ…
世間では皆ホテルを予約して性なる夜&Hな夜…おっと聖なる夜、Hotな夜を過ごしている中で、こちとら10年間ミイラですわ、ミ・イ・ラ♡ 同じHでもこちとらホトケのHですわいの。ねー楽しそうでしょ‐?
しかも1200年前のミイラ。△(゜-゜)帽子もかぶってましたヨ。サンタじゃなくて、ミイラがよくかぶっているとんがったサンカクいやつネ。ケケケ(゜>゜)▲ミイラみながらどーしても時々クリスマスの事が連想されてきちゃってねぇ…、ヘー腕のあたりが照り焼きチキンみたいーとか、アハハ眼のあたりがチョコレートみたいになってるぅーとか考えちゃってねぇ…(´◉◞౪◟◉)
罰当りな冗談はさておき(冗談ニナラン)
その結果、クリスマスでなくても、あなたやあなたのような悩みを持つ方々の質問に答えをプレゼントするサンタな人生になっているのですヨ。
申し上げたいことはそこです。
みんなキリスト教徒でも何でもないのに、お祭り騒ぎが好きなだけですけん。
敬虔なクリスチャン程、質素に過ごすもの。
日本のクリスマスは本道からむしろずれているといいます。
クリスチャン・クリスマスであってもなくても、私はあなたが毎日誰かのサンタになるべきだと思います。(^<^)自分のサンタになってあげることもいいでしょう。
自分に送れる最高の贈り物は、これから先の一生を悩みなく生きる心を与えることです。
そういう心をあなた自身にプレゼントしないで一生終わるというのも虚しいものです(^<^)
仏教は学べば、誰でもそういう力をプレゼントしてもらえるのです。
相手に喜ばしい行為をしてあげるサンタな行いを、利他、利行、利益(りやく)、布施といいます。
あなたの手は今何をしていますか?
その手も誰かからの授かり。
手を動かせるのも食べてきたお命様からのプレゼントなのです。
せっかく授かったその手であなたは何をするのでしょう。
今日を、サンタな生き方ができるクリスマスにしなかったならばあなたはいつ本当の「聖」なる行いに目覚めるのですか?