今日が一年経った命日
今日仏壇に団子と花をお供えし、お墓参りに行って来ました。帰宅後何も手につかず、眠くないのに横になり目をつぶって過ごしていました。目をつぶっていると今だに昨年の亡くなった日の事を思い出していました。妄想はしないようにしようと思うのですが、、駄目でした。これから、どう生活していけばいいのでしょうか?なかなか気持ちの切り替えができなくて、自分でも嫌です。いつも同じような質問で、すみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お墓参りなど大切な事ができて良いと思います。大丈夫。その調子で、今年は今までのお坊さんと交わした32問答を何度も何度も最初から全部繰り返し繰り返し読み直し、できそうな事を実行していきましょう。お坊さんに何か言うだけでは何も解決しません。それはお医者さんに症状を伝えるだけ伝えてもらった薬を服用しないのと同じです。これではいつまでたっても治りません。きちんと聞いた事を実践する事が重要なのです。
お母さんを悲しませないためにも、まず最初の一歩を踏み出すこと
この前、年末年始の過ごし方で、回答させて頂いた亀山純史です。前回のご相談では、「何もやる気が起きないのを、お母さん死のせいにしないで生活をお送りください。」と回答させて頂きました。この回答について、補足させて頂くと、あなた自身は、お母さんの死が原因で、何もやる気が起きない状態を生み出している、とは思っていなくても、お母さんからすれば、「自分が死んでしまったせいで、息子はそうなってしまった。」と思っていることだと、私は考えます。
さて、今回の回答ですが、前回の回答に加えて、今の生活を変えるのは「あなた」しかいないことを書かせてください。
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。(You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.)」とはイギリスのことわざで、どんなに水辺に馬を連れて行っても、その馬が実際に水を飲もうとしない限り、その馬は水を飲みません。あなたはすでに、水辺に来ています。あなた自身が第1歩を踏み出さない限り、第2歩目は踏み出せません。第2歩目が踏み出せなければ、第3歩目はありません。
あなたがすべきことは、お母さんを悲しませないためにも、まず最初の一歩を踏み出すことです。
しないようにすることもしない
思い出した時には記憶が蘇る。ごく自然なことです。しかし、今現実にお母様のことを忘れて離れきって生活できている時があるでしょう。
つまりきちんと今を生きているということなんです。
思い出すことは人の機能として当たり前。思い出しているのも今。
しないようにしたらそれはしていることです。それが妄想です。今の様子は後追いすることもないです。後追いしたら過去を探っているだけの話。
一生に一度しかない今という時間、しっかり生きていってください(^^)
質問者からのお礼
光禪様 邦元様 亀山様 ご回答ありがとうございました。皆様の言っていることはわかるのですが、どうしても現実から目をそむけて逃げてしまいます。明後日から仕事が始まりますが、朝起きれるのか不安です。一人になって自由に何でもできるのですが、嫌な事は後回しにして後悔することが多いです。なかなか生きていく自信が、もてません。