白木の位牌がなくても本位牌は作れますか
私の母が昨年末に亡くなりました。
生活保護を受けており、市の葬祭扶助を利用して火葬式を行いました。
私には弟がいますが、住まいが離れており
母の担当だった市の方とのやりとりなどは私一人で行いました。
なくなってすぐで私自身パニックだったので、葬儀社も市のほうで
生保の人が利用する葬儀社でお願いしてしまいました。
その際、お坊さんの手配と白木の位牌がありませんでした。(あとで気づきました…)
でも、父の時には仏壇と本位牌(白木の位牌もありました)もあるのですが、
母にも今更ながらですが本位牌を…と考えています。
白木の位牌がなくても、本位牌に魂を入れることは可能なのでしょうか。
納骨は父が入ってる合同墓地に入れる予定ですが費用がないため未定です。
四十九日も1/9ですが、弟も私が言わなければ何もアクションを起こさずで困っています。
支離滅裂で申し訳ありません。
お分かりになる方、お願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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位牌は仏教徒のあかしです
拝見しました。たいへんお寂しいことです。
位牌は我が国に仏教が伝来して以来、受戒の名前(戒名)を木札に記し仏弟子となった象徴としたものです。亡くなった後は極楽に往生した証として尊ばれてきました。従いまして本来は師匠であるお坊様から授かるものです。お父様は位牌があったとのことですので、どなたかに戒名を授かったのでしょうか。もし可能であればその折にお授けになったお坊様に戒名をお願いされてはいかがでしょうか。
なお、白木の位牌は本式の位牌ができるまでの仮の位牌で一般的には満中陰(四十九日)までに本式の位牌を準備し、開眼式(お性根入れ)という儀式を行います。ですから、いきなり本位牌へお性根入れすることはできます。これも先のお坊様にお願いしてみられてはいかがでしょうか。
さらに、親の回向は子の勤めでもあろうかと存じます。費用的なことも含めてご兄弟とも相談されることをお勧めします。お母様が極楽往生されることをご祈念申し上げます。
回向については以下をご参照下さい。
https://hasunoha.jp/questions/20805
追記
お性根入れは位牌ができてからでも大丈夫です。なお、夫婦位牌と言ってご両親を並べて一つの位牌にすることもできます。位牌の右側にお父様のお名前が刻まれているようでしたらそのまま夫婦位牌にできます。
追記2
ぜひそうなさると良いと思います。できるだけご両親を供養してあげて下さい。きっと貴方もお守りいただけると思います。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
本位牌にいきなりお性根入れが出来ると聞いて安心しました。
弟は位牌がないとさびしいと言っていたので…
また、父の時は戒名はいただいておらず、
本位牌には普通に父の名前が入っています。
母の四十九日は過ぎてしまいますが、
本位牌へのお性根入れは、
そのあとでも(納骨の時期など)大丈夫なのでしょうか?
弟に時間を取ってもらい話をして、
以前お願いした(この時は親戚が手配をしてくれた)お坊さんの名刺を探して相談をし、
母の位牌を作りお性根入れをしたいと思います。
ただ、これから位牌を作るとなると相談も含め時間が必要なので、
四十九日は自分たちなりに供養の時間を取り、
早いうちに納骨と位牌の準備が出来たらと思います。