心の病について
幼い頃から「お前は○○家で一番の出来損ないだ」と言われて育ち、実の父親からは「女だったら最初からいらなかった」と言われ、母の再婚相手からは「俺はお前の父親になる気はない」と言われ、帰れる実家もありません。
そのせいか鬱病を患い、自分の心にはいつも、「自分は必要とされない、価値のない人間だ」と言う思いがあります。私なんか死んだ方がいいと、何度か自殺を図りましたが、何故かどうしても毎回助かってしまいます。
仏様は何故死なせてくれないのでしょう。
私の心が癒えて、誰かに必要とされる日は来るのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
生まれながらに尊いのです。
ちびみうさん
あなたは必要とされない、価値のない人間ではありませんよ。
幼いころから
「一番の出来損ないだ」
「女だったら最初からいらなかった」
「俺はお前の父親になる気はない」と
言われて育ったため
そう思わざるを得なかったのだと思います。
人は幼いころに大切な存在だよ
特別な存在だよと受け止められることを通して
自分の存在に安心して
生きていけることが出来るのだと思います。
ちびみうさんは
幼いころから言われた言葉によって
自分は必要とされない、価値のない人間だ
思いこまされているのだと思います。
必要とされる日を待つと、心が癒えないと思います。
ちびみうさんは生まれながらに尊いのです。
あなたはあなたであることが尊いのです。
この世は娑婆世界です
娑婆とは耐え忍ぶという意味です。
私達がこの世に生まれてきた唯一の目的は
耐え忍ぶ事です。
目的を果たし終えて、はじめて幸せが訪れます。
お辛いでしょうがこの世にご縁がある限り苦しみから逃げるような思いはいたさぬようお願い致します。
仏教は救いではなく導きなのです。
過去の言葉にとらわれて
過去に言われた言葉のせいで私がこうなった。と、あなたは思ってらっしゃるのですね。
あなたは傷ついたのかもしれないが、それも思いの上の話。
過去の事は記憶にしか過ぎず、それを思い出しては、ああだこうだと取り扱う。
ここに苦しみの原因があります。
あなた自身があなたを苦しめています。
事実はあなたをくるしめていません。
目の前の生活。過去でも未来でもないこの瞬間目の前にあるもの環境を生きています。なんの問題もなく。
眼耳鼻舌身意の六根に従い、生きている事実に気づきましょう。