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離婚して帰ってきた娘にほかで暮らしてって・・言いたい!

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小さい家で、なかなか、主人とゆっくり話も出来ず毎日主人とぼやいています。娘は働いていて、長男も会社員です。次男は高校3年生で、この4月から大学生です。家のことは娘はなにもせず、子供のこともあまり面倒見ないことが多く、主人に言うとお前が手を出すからダメなんだと言います。出来るだけ早く住み家をみつけて3人の生活をしてほしい。こんな、私の考えって間違っているのでしょうか。早く主人と二人だけの生活戻りたい。毎日考えています。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人の気持ちも無常ですが

間違っているなんてことはないでしょう。

子どもと一緒に暮らしたいのに暮らせない親もいれば、同居を嫌がる子もいれば、同居を嫌がる親がいてもおかしくなんかないでしょう。

子育てもひと段落してご主人と二人で落ち着いた暮らしがしたいのでしょう。お孫さんは可愛いかもしれませんが一つ屋根の下の毎日の暮らしでは距離が近すぎてあなたは落ち着かないのでしょうね。

ここは娘さんと相談しながらこれからどうするか考えていった方が良いのでしょうね。お一人で進めて角が立っては困りますのでご主人とも協力して落ち着いて伝えてみてはいかがでしょうか。

娘さんにおける離婚の心的ストレスはどうでしょうか。いきなりの完全独立は難しくても、サポートは惜しまないことを伝えればご理解くださるとは思うのですが、娘さんにとっては実家は甘えられて楽なのかもしれませんね。

人の気持ちは状況により変わりますから、老後はやはり一緒に暮らすことが安心と思う日もやがて来るかもしれません。

よくご相談なさってよい距離感の暮らしを作っていきましょう。

とにかく、そのお気持ちが間違ってるなんてことはありませんよ。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

ありがとうございました。本当にそうですねえ、私自身、少し急ぎすぎたのでしょうね。もう少し、穏やかに、娘に接していったほうがいいんですねえ。急ぎすぎると逆効果になるということもあるかもしれないですねえ。今は静観することとし主人とまた話し合います。何か吹っ切れたように思います。本当にありがとうございました。またお話聞いていただきたいです。では。

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