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マイナスの言葉

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どうしてプラスの言葉よりもマイナスの言葉の方が心に引っかかってしまうのでしょうか。
多くの人に褒められても、少ない人たちの心無い貶す言葉ばかりが残り、どうしていいものかわからず苦しいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

マイナスと決めた瞬間

言葉って音ですよね。
音と言葉は違うようでいて、違わない。言葉と表現してレッテルを生んだ瞬間に人の見解が挟み込まれる。
そしてただの音ならいいのですが、その音に価値判断を加え、マイナスと決めた瞬間に握るのです。

食べ物を口に入れた時にクチャクチャと音を立てる。気にならない人はいいですが、私は比較的気にする方なので、クチャクチャ=マイナスと捉えその瞬間にイライラする事がありました。自分の子供が鼻をつまらせてクチャクチャやっていたら何にも気にならないものです。それぐらい人の見解が加わりマイナスとレッテルを貼った瞬間に握りしめる何かがあるはずです。

音には善悪はありません。耳の働きは一切👂善悪を言いません。好き嫌いも言いません。それなのに脳🧠でマイナスとレッテルをはるもんだから、てばなさなくなる。それも事実に触れた直後に。事実はマイナスなんてないのです。
ですから、事実のまんま耳の働きのまんまでいたら気にならないものですよ。
プライドもいりません。こだわりのない謙虚な姿勢で物事に触れていれば、大丈夫です。

残る音なんてないです。聞こえている側から音は消えますから。残る気がするのです。だからこそ耳の働きに学ぶ👂のですよ。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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