立て続けの難病
お世話になります。
最近姉がとある難病にかかり入院していたのですが、検査で更に違う箇所に病気の疑いがあると告げられました。
調べてみるとそれは極めて珍しい病気で100万人に1人ぐらいしかかからないもののようです。
姉のことも勿論ですが、そのことで母親も精神的に参ってしまっていてとても心配です。
難病の診断を受けた時には命に関わるような病気じゃなくてまだよかった、と前向きに言葉をかけていたのですが、こう立て続けに難しい病気が重なると何と声をかけたらいいのか分かりません…。
そこでどうか助言をいただけたらと思い、こうして投稿させていただいています。教えていただきたいのは以下の通りで、
①塞ぎ込んでしまっている母にどのような声をかけてあげたらいいんでしょうか。
あまりネガティブな言葉や考え方をしていると良くない出来事を引き寄せるとよく聞きますので、出来るだけ前向きにしてあげたいのですが…。
②あまりにも発症率の低い病気が重なりましたので、少し気になっています。姉は今年厄年ですし(厄祓いはしています)、そういうものも関係するのでしょうか?
長くなりましたが、どのようなお言葉でもいいです。ご助言いただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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厄年、上等。
①について
そっとしておいてあげましょう。前向きにしてあげたいのは山々ですが、それは【機が熟す】まで待つしかありません。ネガティブな言葉も考え方も、今はうんうんと聞いてやってください。ただ、一人で鬱ぎ込んでしまわぬように、どうかお母さんの悲しみを共有してあげてください。
お母さんがご自身でヨシ!!と思って、また立ち上がってくるまで根気よく待ってあげられるとよろしいかと思います。
②について
【生老病死】は生きとし生けるものの常です。たしかに、お祓いやご祈祷には重要な意味があります。しかしながら、きっとあなたが期待する効果はないでしょう。たとえどんなに健康そうに見える人でも、どんなに金持ちで社会的地位の高い人でも、生きているかぎりありとあらゆる病気にかかる可能性がある。我々はそういうナマモノなんだ、極めて不安定な存在なんだという事も、もう一度冷静に確認してみましょう。これを知らずに生きていくということは、少々健康で長生きしたところでじつに虚しいものだと聞いております。また、きちんとこれを理解し肚が決まれば、どんな目に遭うても死ぬまで生き抜いていけるとも聞いております。
辛いけど、励ましを!
なちさん、こんにちは。
お姉さんの難病で、お母さんが落ち込んでいるのですね。
悲しい現実を受け入れることはなかなか難しいと思います。まずはなちさんがお姉さんのため、あるいはお母さんのために積極的に動きましょう。そしてお母さんと話す機会があれば、「お姉さんの病気が治るように、まずは私が元気に生きなければ。私たちが落ち込んでいればお姉さんも心配して治る病気も治らなくなるでしょ?だからお姉さんのためにもがんばらなければ!」と、あなたの決意として伝えてあげてください。お母さんも必ずそうだと気付くと思います。
二つ目は、お寺のご祈祷も受けることも良いと思います。お姉さんがなおるためのお祈りも大切ですが、それ以上に①の答えの延長線上で、自分たちが元気に生きることこそが、お姉さんの病気快復に繋がるのです。お寺に行ってお坊さんの説敎を聞いて、お姉さんを通して、自分たちはどのように生きればいいのか。もう一度振り返り、心の支えにして、お姉さんの介護をしてください。
私も心からお姉さんの快復をお祈りします。応援します。がんばってください!合掌
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい、申し訳ございません。
御二方の回答を拝見して、悩んでいた気持ちが少し楽になりました。
まずは自分たちが元気でいること。不安や心配な気持ちも家族で共有し、明るい方向へ事態が向かうようしっかりと日々を過ごしていこうと思います。
心に響くお言葉、本当にありがとうございました。