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母の生前の言葉

回答数回答 2
有り難し有り難し 24

母が先週亡くなりました。
生前雪が降るところを見たいと言うていて、
亡くなった当日は晴れていたんですが、出官の時には雪が降り初七日でも降りました。
偶然なのかもしれませんが、私はどうしてもこの世に悔いがないように、神さままたは仏さまが見せてくれてるような気がしています
どう思われますか??
それと母は永年供養に申し込んでいて戒名もない契約だったらしいんですか
名前がなくても仏様として天国に行けるんでしょうか?
納骨の後供養は写真とお線香などでいいのでしょうか?
教えて下さい


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

南無阿弥陀仏

お母様のご命終に謹んで哀悼の誠を捧げます。

南無阿弥陀仏

納骨の後供養はできる範囲の形で構いません。可能でしたら灯明(ロウソク)・線香・お花の3点セットがあるとよいでしょう。火の扱いには十分注意してくださいね。
初七日の法事をお勤めされたようですので既にお持ちのこととは思いますが、3点セットの他に一番大事なのがご本尊です。今は小型の壁掛けタイプや自立式の三つ折り型など生活様式にあわせた様々なタイプがあります。
供養のことはお寺のご住職に相談されるとよいでしょう。費用が心配でしたら仏具屋さんはもちろんネット通販でご自身で購入も可能です。それが悪いということはありませんがまずはお付き合いのあるお寺さんに相談です。

「供養」において大事なことは供に養うということ。何を養うかといえば仏法です。大切な亡き人とともに仏法を養うのです。
仏法とは「亡くなったら天国にいけるかどうかの教え」ではなく、今生きているあなたが救われる教えです。お母様の成仏を願っておられることとお察ししますが、それはお母様が救われていないのではなく、お母様の成仏を願うあなたが今仏法を必要としているということです。
亡きお母様を心配するあなたが今お母様から心配されているのですよ。

ですからそのような亡き人を私たち仏教徒は私に仏法とのご縁を結んでくれた仏様のお弟子さんとして敬って法名や戒名をいただきます。
つまり法名や戒名をいただくから「天国に行ける(浄土に生まれるor成仏する)」のでなく、亡き人を残された私たちが仏弟子として敬うところに法名や戒名をいただく意味があります。
法名や戒名のあるなしで亡き人自身の成仏に違いがあるわけではありません。

「成仏」とは「仏に成ること」ですが「仏」とは「真実」に目覚めた存在です。「真実」とは真理が事実として私たちに届いているということ。誠のものを誠のものとして見、誠でないものを誠でないと見るということです。

出官や初七日の際の降雪は不思議なタイミングでしたね。わからないことはわからないものとしておけるのも真実。わからないけれども神仏のいきな計らいとして味わえるのは心の豊かさでもあるかもしれません。

亡きお母様から縁をいただき、供養を通して仏法に自分自身のことを尋ねていきましょう。それが最後のお母様からの教えです。

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おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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きっとそうなのでしょうね

ねこさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。

ねこさんのお母さまが亡くなられたのですね。お悔やみ申し上げます。

出棺や初七日で晴天だったにもかかわらず雪が降ったのですね。お母さまが見たかった雪を見ることができてよかったですね。
雨が降っていても納骨のときだけ雨が止んだり、葬儀の時間だけ晴れたりすることはあります。不思議なことですが、ときにそういうことはあります。

供養とは、命をもらった人を忘れないことであると私は考えています。
ねこさんがお母さまのことをいつまでも忘れずにいることが供養の意味です。名前(戒名)やおまつりの方法が少し違っていても、本質の「命をもらった人を忘れない」ことが大切です。

戒名やおまつりの方法には、それぞれ意味があります。
猫さんの気持ちが落ち着いたら、お葬式でお世話になった御住職に相談してみるといいと思います。

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有り難し
おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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質問者からのお礼

ありがとうございました。母の供養は、母のためとうことよりも、私自身のためでもあったのですね。
回答を読ませて頂いたとき、初めて泣けました
何かはりつめていたものが、すっと消えたように思えました。
ふたなのかの供養とこも予報では雪になっています
神さま仏様からのプレゼントとして心に止めたいと思います。
又その他の供養については、お願いするお寺の住職さんに相談してみますね
本当にありがとうございました

回答ありがとうございました。
私だけではなく他のかたも不思議なこと経験されていたのですね
本当空から見ているような、気持ちになりました。

母の事を忘れず、供養に勤めたいと思います

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