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ペットの死

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一昨日、ペットのセキセイインコが亡くなってしましました。まだ1歳にもならない若鳥でとても元気で、毎月獣医さんに健康状態をチェックしてもらいに行っていたのに。

深夜に呼吸が苦しくなり、翌朝かかりつけの獣医に連絡したのですが、午前中不在とのことで、別の動物病院に連れて行き、入院させましたが、午後には亡くなってしまいました。

前日にかごから出して遊んだときも特に変わりなく、食欲も普段通りでした。ケガをさせないように、保温にも十分注意していたのに。悲しくて仕方ありません。

手乗りに育ち、言葉も覚えて、本当に懐いてくれていたのです。病院に連れて行く時も、体調が辛いのに私の肩に乗ってなかなかキャリーケースに入りませんでした。もう帰ってこれないことが分かっているみたいに。

病院で一人で死なせてしまったことが悔やまれて、何もできなくても辛くても家で看取ってあげた方が良かったのかと後悔しています。

他の方の同種の質問とそのお答えをたくさん読ませていただきました。命には限りのあること、命は私のものではないのだから、仕方のないこと、頭では分かりますが、悲しくて悲しくて、こうすれば良かった。自分が至らなかったと考えてしまいます。

せめて、あのこが向こうの世界で幸せに長生きしてほしいと思います。私は何をしてあげたらいいでしょうか。
そして、私はこの悲しみから抜け出すために何ができるでしょうか?

よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
その子はあなたにとって本当に大切な子ですね。
その子がこれから仏様に導かれ仏様の元で安らかになられますよう心を込めて仏様にお願いしお念仏おとなえさせて頂きますね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

あなたもどうかその子が正しく仏様に導かれ仏様の元で心から安らかになりますようにとお願いなさって下さい。

あなたのお気持ちは必ずや仏様に届きます。

そしてその子は必ず仏様の元で心穏やかに安らかになられますからね。そしてこれからもあなたの身近に感じいてくださいますからね。

あなたとその子とのご縁はこれからもずっと一緒です。

どうぞその子とのご縁をこれからも大切になさり合間合間にその子に思いを込めてご供養なさって下さいね。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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あなたが幸せになることがペットの供養になります。

葡萄茶さん、こんにちは!

可愛がっていたインコちゃんが亡くなったのですね。お悔み申し上げます。
原因はいろいろあると思いますが、余り自分を責めないでください。その短い一年でもあなたと一緒に過ごした思い出を大切にしてください。生命は早かれ遅かれ終わりを迎えます。ほとんどのペット動物は、人間よりも早くなくなるので、仕方がないことなのです。事故や病気でなくなるのも人間と同じです。それが運命だったのです。

 でもペット動物に与えられた使命は、飼ってくれた親を幸せにしてあげることです。もしインコちゃんにお礼を言いたい、供養をしたいのであれば、あなたが幸せになることです。そのことがインコちゃんの一番の願いなのですから。その気持ちと飼育の経験を胸に、また新しいインコちゃんを迎えてあげてください。

合掌

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質問者からのお礼

金剛座寺 染川智勇 様
一向寺 Kousyo Kuuyo Azuma 様

暖かいお言葉をいただきましてありがとうございました。
突然の別れから、10日が経ちました。
こんなおばさんになってもこんなに泣けるものかと思うほど、悲しくて、私に向かって羽ばたいてくる姿や手に止まっているときの温もりを思い出しては涙がこぼれます。

愛するものとの別れはこんなに苦しいものだったかと改めて思いました。
しかし、いつかは別れていかなければならないのも、定まったことですね。
それが、思っていたよりもずっと早く、そして思いがけず訪れたということなのでしょう。
そして、こんなに悲しいのは、それだけその存在がかけがえなく愛おしく、大切なものだったということなのでしょう。

私のところへ来てくれてありがとう。その姿で、声で、やんちゃないたずらで私を慰めてくれてありがとう。とってもとっても感謝しているよ。そして、大好きだったよ。

全ての命は生まれ変わり、次の世を生きていくということですが、次にどのような姿で生まれてきても、良い人に巡り合い、かわいがられて幸せに生きてほしいと願って、毎日お墓にお線香をあげています。

空になった鳥かごを片づけることができるまでにはまだしばらく時間がかかりそうです。

「あのこは狭い鳥かごから解き放たれて、自由に羽ばたけるところへ行ったのだ、だから私が悲しむことはない。私があのこのことを大切に思って、お墓にお線香やお花を手向けたり、お経を読んだりすることは、旅立ったあのこを応援することになるのだ。」
と考えるようにしています。

でも、毎日何をしても楽しくありません。毎朝おはようと挨拶して餌をあげ、日中も度々声をかけ、かごからだして一緒に遊び、寒くないか、水が汚れていないか、止まり木が糞で汚れていないか等々細かく世話を焼いていた日々。おしゃべりも覚えて、私を大笑いさせてくれていたのに。

これが、ペットロスという状態でしょうか。
時間が癒してくれるのを待つしかないのでしょうね。
なにも、私だけがつらいのではないことは頭では十分に分かっているつもりなのですが、やはり寂しく悲しい気持ちはどうにも。

すみません。仕事では明るく強い自分を維持していなくてはならないので、つい愚痴になってしまいました。書き込みさせていただくだけで少し気が楽になりました。ありがとうございました。

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