母が尊敬できない。嫌い。
母からひどい扱いを受けて育ちました。けなされて侮辱され誉められたことはありません。母は平気で人の悪口をいい、ひどいことも平気でいいます。プライドが高く、心の優しさはありません。こんな母を好きになれません。私は子供ながらに絶対にこんな人間にはならないと心に誓い生きてきました。だから私は母とは反対の考え、人格です。そのため母は親戚からも嫌われ、相続の争いもすごかったみたいです。本当にこんな親をもち情けなく、死にたい時もありました。色々私は母を許すワークとか、色々本を読んだりもしてきました。でもまだ完璧に許せてはない気がして。私も結婚もしたい年頃ですが、なかなかいい男の人に巡り会わないのも、母が影響してるのかとも思います。自分なりに努力はたくさんしてます。行き着くとこまで行きついて、陰徳を積むことが大事としり、朝早く仕事に行くときはゴミを拾ったり(人が見てないときに)とか、人に優しい言葉をかけたり、絶対に人の悪口はいわないとか、お墓参りに行ったりとか。ただいいことはずっとしてきてるけど、ここまで生きて、まだ私が結婚できないのは、私が徳を積んでも、母が人に意地悪をし、悪口をいい、人をばかにしたりしているからなのだとおもいます。人は変えれないのはわかってます。でももうそろそろ限界です。親戚からも母を悪くいわれてますが、当然だと思い、どうしてこんな人が母なのかと泣きたい気持ちでいっぱいです。母に色々言ったところで母はかわらないと思います。ある方に相談したら、母はアスペルガーなんではないかといわへました。私も結婚して幸せな家庭を築きたいです。母に変わってほしいです。どうしたらいいですか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたを苦しめるのは母ではなくあなた自身の「うらみ」
稚拙ながらお答えさせていただきます。
結論から言えば、あなたの人生が良い方向に進まないのは、お母さんのせいではありません。
あくまであなたの人生に直接介入できるのはあなただけだからです。
ではなぜあなたの人生がうまくいかないか?
それは、あなたが持つ「母へのうらみ」が直接の原因なんです。
うらみの原因はお母さんであることは間違いありません。しかし、それがそのままあなたの人生を決定づけるかといえばそうではありません。
あなたが徳を積んだからといって、お母さんは変わりません。お母さん自身が徳を積まなければ。そして、あなたがせっかく陰徳を積んでも、あなたが母を無意識に憎む心がそれを帳消しにしていまっています。
徳というのは、綺麗なコップに注ぐから美しく満ちるのであって、汚れていて傷ついたコップに注いだ徳は、やはり薄汚れ、漏れて無くなってしまいます。
まず第一に、あなたが母をうらむ心を無くすことです。
そして母をうらむ心を懺悔し、すっきりとした気持ちで(心のコップを綺麗にして)また徳を積みましょう。
母と対話が出来ないのであれば、時間をかけて説得するか、「母は悲しい人なんだ」と哀れみ許してあげるか、それも難しいようであれば、もうお母さんと縁を切るほかないでしょう。
縁というのは、良縁ばかりではありません。悪縁もあります。あなたのおっしゃる通り、悪縁にがんじがらめでは、良縁の糸もからまってしまいます。
また、親子であっても、愛情を抱けない人が多いのはもはや現代社会では常識です。
親戚の皆さんが良識ある方なら、その方たちに頼っていっそお母さんと縁を切ってもいいのかもしれません。
少しつっけんどんな言い方になってしまったかもそれませんが、お許しください。
もしまた何かございましたら、ブログ等でも質問してくださいね。
平穏な日々を過ごせますよう、お祈りしております。