誰かに必要とされるにはどうしたら良いでしょうか?
25歳 男性です。
誰かに必要とされたいです。
友人たちが旅行に行くさいに私だけ呼ばれなかったり、同窓会に私だけ呼ばれてなかったり、友人と一緒に旅行に行く予定だったのが急遽キャンセルされて後日友人のインスタグラムに新しくできた彼女と一緒に旅行に行った写真が載ってたりしました。
あと1番傷ついた言葉が「お前は居ても居なくても一緒だよな。誰からも必要とされない人間なんだよ」と友人に言われました。
その場ではヘラヘラしていましたが、帰り道は泣きながら帰りました。
色々と私自身にも問題があるのでしょう。
友人からは言葉がキツイとかフォローを入れないとか、人を全く褒めないとかよく言われます。
しかし私から言わせれば、言葉がキツイのは確かですが、フォローを入れないのではなく入れられないのです。
フォローを入れるタイミングで他の話題に移ったり、他の人が喋り始めたりしてしまいフォローを入れる事ができません。その事は私の話しが長いからなのかもしれませんが…
あとひとを褒めないのも私の中では間違いだと思ってます。私の褒め方が悪いのでしょうけど女の子に「口が大きくて良いね!」とか「眉毛が平安時代の貴族みたいで決まってるね!」
リーゼントが決まってる男性には「ヤクザみたいで良いですね!」とかちゃんと褒めてます。
ですが相手には悪口と捉えられることが多くて困ってます。直接「かっこいいね!」とか「かわいいね!」って言ってしまったら好意を持ってると思われて恥ずかしいから言えません。
どのように私を変えていけば、人に必要とされる人になれるでしょうか?
ご教示お願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ワサビは単独では愛されない
「アハハ。オマエの質問超ウケるよ。超笑わせてくれんじゃん、スゲーイイよ。マジで。」
とか褒められてもうれしいわけないでしょう。
人をホメる時はフツーに褒めたらいいんじゃないでしょうか。
「すごく純粋で素敵。いい。その姿勢。」みたく。
フツーにとは条件付けなし。
「人を愛することにリミッターも条件付けも不要」です。
日本はセコイ国だから人に愛情をあたえることにすら条件付けがついてまわる。宗教心の欠如ですわ。母親が子供に愛情注ぐのに条件付け、夫婦が互いに愛を注ぐのも条件付け。そうなったら家庭ではなくサービス業。契約。ビジネスです。だから最近の日本はセコいんですよ。そういうセコイ生き方にあなたが染まっているからいけない。脱・洗脳。そういう考えからの出家。「ワサビ」はちょいと添える程度がイイのでしょう。全面に出たら引き立つどころか罰ゲーム。ワサビはワサビだけではチョット主役になれないかもしれません。欠かせない存在となることはできます。それはみな同じです。刺身もお蕎麦もわさびが無いと。
つまり、必要とされるには相手の求めに応ずる行為を求める人の求める形にしてあげることで価値や喜びが生まれます。お腹いっぱいの人に一生懸命手作りで作った料理を勧めても撃沈凹凹丸🚢です。子どもはは生米よりおにぎり。
口が大きくて良いねと言われて喜ぶ女子はレアメタルばりにレアです。ゴリラでさえ稀少なのにそのゴリラが好む金属ぐらいレアです。マレです。平安時代の貴族ってマロですかい。うーん、それも誉め言葉として喜ぶ人はレアかマレかマロぐらいでしょう。リーゼントをホメるのも893ですか。ヤクザみたいで良いねって、ヤクザが隣に居たらヤクザさんにしばかれちゃいそうで良いね!級ですよ。ホメてませんよ、それ。
チョコレートのソフトクリーム食べてる人に「うわー、それ、ウコン(一部語句を変えてあります)みたいでいいね」とかいったって言わない方がイイ場合がありましょう。
ただホメることより、そこに感謝を入れるといいのではないでしょうか。
字数の関係でホメられませんが、わさびさんの純粋な観点とストレートなご質問は我々僧侶としては一番回答しやすいですし他の人も救われます。そのストレートな気持ちこそ必要とされる時代です。人をホメる際にも他意なく目的なしに褒めてみてください。私たりも勉強になりました。ありがとうございました。
口中の斧
【人は実に生まれながらに、口中に生じた斧をもっている】
お釈迦様はこのようにおっしゃりました。
”女の子に「口が大きくて良いね!」とか「眉毛が平安時代の貴族みたいで…”
ここらへんを読むだけでも、あなたのうざったさが目に浮かぶようです。
”ですが相手には悪口と捉えられることが多くて困ってます”
完全に悪口でしょう。
あなたは軽いジョークのつもりかもしれませんが、相手へのリスペクトや愛のないトークは冗談が冗談ではなくなります。大人なら分かりますよね?
”どのように私を変えていけば、人に必要とされる人になれるでしょうか?”
あえて口を慎んでみてはいかがでしょうか?
不言実行型に人間を目指すのも良いでしょう。
必要とされるということは、あなたがいなくては困るんだという状態なることです。
いつも軽口で失敗するというのなら、黙々と自分の役割をきっちり果たせる男を目指しましょう。ジョークのセンスがないのなら、さりげない優しさを発揮できる男を目指しましょう。
それにしても、一言多く言葉が足りない人って、ホント痛いですねぇ。
<追記>
”褒める言葉も軽口になるのでしょうか?”
あなたにとっては褒め言葉でも、相手にとってはそうとも限りません。自分は褒めたつもりでも相手にとって嫌味になるということは往々にしてあります。芝居を見ているようなロマンティックなセリフに胸をキュンキュンさせる人もいれば、歯の浮くようなセリフがクサイ、気持ち悪いと思う人もいるでしょう。お釈迦様の説法でさえも、相手に応じて内容が変わります。これを【応病与薬】といいます。
これには、まず相手の気持ちや状況を十分に汲むことができる能力が必要不可欠ですので、あなたの場合はやはり余計なことは軽々しく言葉に乗せないよう注意するのがよいかと思います。
質問者からのお礼
ご教示ありがとうございます。
完全に悪口だったのですね…
私的には平安時代の貴族みたいな眉毛の人が好みだったり、口が大きい女性が好みだったので全く悪気もなく、誉め言葉だと思ってずっとそのような事を言っていました。
これから軽口を慎むように努力していきたいと思います。
あと質問になってしまいますが褒める言葉も軽口になるのでしょうか?
例えばジョークではなく本当にそう思ってて「○○さんはいつもかわいいね」とかも軽口になるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
淨流寺/転落院さん
追記ありがとうございます。
何かに例えて褒める事はさけていこうと思いますし、相手に感情や表情、思考等も鑑みる能力を高めていきたいと思います。
安穏寺(天岑寺)丹下覚元さん
ご教示ありがとうございます。
褒めるときに感謝の言葉も入れるというのは頭に全くなかったです。褒めるときに感謝の言葉もいれたいと思いますが、また見当違いな感謝の意をいれないように考えながら実践していきたいと思います。
他の人の役に立てたのなら幸いです。