全てから解放されたい。生きることにつかれた
正社員で20年働き、独身で1人暮らしです。
両親ともに健在ですが、成人してからは1人で生きていけるように頑張ってきました。
婚約者に裏切られても相談したり頼ったりせず乗り越えてきました。
昔から「生きる」ことに疑問を感じており、ずーっと頑張って生きていくことに疲れました。頑張らなければいい・・・生きていくためには働かなければなりません。仕事は頑張らないとできません。仕事をやめたら生きていけないでももう疲れました。
死ぬことも簡単ではないし・・・
消え去りたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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頑張る人は、無理しないでと言っても、頑張っちゃう人。
消えたい、毎日 そんなふうに思うのですね。。。心許せる人がいないからかな。。。
生きるために仕事をすることは、大事。
ただ、生き甲斐かと言われたら、そうじゃなかったりしますよね。
仕事を通して、誰かと繋がっていたり、自分にプラスであれば、充実って感じるけれど、なかなか仕事に追われ、難しいね。
ご両親にも、心配かけるし、なかなか言えないですよねぇ。 あなたは、一人で 何でも解決してきたのだと思います。もし、そこに、一緒に考えたり、励まし合ったりする誰かがいたら、生きづらさは、和らぐんじゃないかな〜。
頑張る人は、無理しないでと言っても、頑張っちゃう人。だけど、誰にも言わず生きることは、強さではないから。
あなたが苦しいとき、側にいる人も大切にして。打ち明けられなくても、側にいてくれるだけで、安心できるような人が、誰にだって必要だよ。
直接 メールでも構いません。
一緒に話そう。疲れたときは、現実から少し離れたっていいのだから。私も、あなたの側にいるよ。
いつでもまたここで語ってください。聞かせてください。
むむさんこんにちは。ず~っと頑張ってこられたのですね。一人で戦ってこられたのですね。
そして「生きる」ことに疑問を持ってこられたのですね。
その疑問はどういうものでしょうか?
「生きたくない」というハッキリしたものでしょうか。「なぜ生きなければ?」という不満・不安・疑問でしょうか…。
人生を電車に例えた表現がありました。
私たちは気がついたら電車に乗っている。気がついたらもう走り出している。途中下車はできず終着駅は決まっている。しかしいつその終着駅に着くかはわからない。終着駅というのはもちろん
「次は~終着~墓場~墓場~」
ということで「死」であります。
どうせ死ぬのになぜ生きなければ
どうせ別れるのになぜ出会わなければ
どうせ失うのになぜ得なければ
どうせ…どうせ…
「なぜ、頑張ってまで」という気持ちをずっとお持ちなのでしょうか。
ここにたどり着いたご縁はなんだったのでしょうか?
仏教に興味を持ってのことでしょうか。お坊さんなら何か気持ちを言い当てる言葉を持っていると期待してでしょうか。それともあきらめの中でもたまたまたどり着いたというご縁でしょうか。
私たちの生きるこの世界を「娑婆」と言います。苦しみに満ちた耐え忍ぶべき世界なので「忍土」とも言います。しかしだからこそ真実に目覚めたお釈迦様が教化するために立ち上がった世界でもあります。
生きる現実はきれいごとではありませんね。頑張らなくてはいけない場面も多々あるでしょう。
でも仏様だけは、
生きてもいい
死んでもいい
頑張ってもいい
頑張らなくてもいい
とすべてを「そのまま」に許してくださります。私たちは「そのまま」が苦しくて困っていると思うかもしれませんが、「そのまま」が受け入れられず「そのままじゃなくなろう」ともがくから苦しいのかもしれません。
私は浄土真宗に身を置く者ですが、「そのままでいいのだ」という呼声が南無阿弥陀仏というお念仏だといただいております。
それは私の汚い現実を見ないようにして「そのままでいい」と無責任に言われる言葉ではありません。私のどんな汚いものが見えようとそのことで私を排除はしないという責任ある「そのままでいい」です。絶対的に許されるからこそ、私は安心の中において「このままでいいのか」という問いを持ち、現実の中を時に頑張りながら歩んでいけるのです。
質問者からのお礼
吉武文法様、中田 三恵 様、お忙しい中ご回答いただきましてありがとうございます。
確かに私は相談できる人が周りにいません。人が信じられないというのと、内容が重すぎて誰にも相談できないというのがあるからなのかもしれません。
ここにお話しできてちょっとだけですが心が軽くなったような気がします。
相談・・・誰かにできれば一番いいことなのはわかってますが、それすらもうしんどいのです。
いつかいなくなれる日が来ることだけを励みにしています。
「いつかいなくなれる日が来る」そう思うとちょっと頑張れます。
人を信じられないのに相談してすみませんでした。
丁寧なご回答に涙がでました。
ありがとうございました。