夢を諦めきれないけど、辞めたい気もする

ゆみ女性/20代

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有り難し 4

はじめまして。
25歳専業主婦の一児の母です。
私は夢を追いかけていました。
その為にした苦労は全然苦ではありませんでした。
現在の生活も不自由なく、主人は優しく、子供も可愛いです。穏やかな毎日が物凄い速さで過ぎていきます。

ただ、仲間達の順調な仕事の報告などを聞くと、気持ちが沈んでいきます。
今自分は子供もいるし、子育てに専念したい気持ちもあるはずなのに、この生活が辛くて泣き出したくなる時もあります。
自分には仕事も入らず、もう諦める時期なのかなとも思っていますが、それでは今まで頑張ってきたもの、交友関係、全て無くなる気がして怖い気持ちがあり、踏ん切りもつきません。

来年には主人の実家に引っ越すことになっているので、子供が大きくなったら仕事を再開することも出来ません。
子供は本当に可愛くて、保育園へ預けるのも気が引けます。
自分がどうしたいのかもわからないです。

相談事がまとまらず申しわけありません。
一言いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。

ゆみ女性/20代

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「諦める」とは、本来「明らめる」という仏教用語です。

「諦める」とは、今は「断念する」という意味ですが、本来は「明らめる」という仏教用語です。つまり、真実(本当のこと)を「明らかにする」ということです。
仏教では❝人生は苦なり❞と説きます。「苦」とは「自分の思い通りにならない」ということです。言い換えれば「人生は自分の思い通りにならない」ということ。
あなたはやりたかったことを「諦め」新しい生活に向かっているのですが、どうしても「諦め」が付かず、悩んでおられるのでしょう･･･。しかし、人生はある意味「諦め」の連続です。
よく、アスリートが「夢はかなえられる。諦めずに頑張れば･･･」と言っていますが、実際は「夢がかなえられない人」がほとんどで、「夢がかなった人」はごく一部です。オリンピックのメダリストを見ればハッキリしています･･･(笑)。
しかし、夢がかなわなかった人も、「一所懸命頑張った」と思える人は、決して後悔しません。
あなたも、まだ「自分の夢」に未練があるのは当然かもしれません。しかし、愛するご主人・子供さんに恵まれた、ということは、次なる「夢」を新たに描き、それに向かって努力しましょう。そのように「吹っ切れ」た時、本当の「仕合わせ」が「諦か＝明らか」になるはずです。
ちなみに、どんな所に行っても、あなたが努力すれば新しい友人は必ずできます。また、今までの交友関係を切る必要もありません。今はメールもありますから･･･。将来、友人が「あなたが一番ラッキーだった･･･」と羨ましがられるかも･･･(笑)。そうなる様に頑張って下さい。合掌

有り難し

おきもち