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じぶんの未熟さ。長文。

回答数回答 2
有り難し有り難し 11

じぶんの未熟さについて
話させてください。マジで長いです。
私は、長女で妹がいます。
なぜかいろいろ我慢して生きてました。
毎日寂しかったです。ご飯も家もお風呂も毎日入れてしあわせなはずなのに、いつも不安でした。
素直に甘えられる人が
羨ましかったです。よくストレスで吐いてました。
大学生になり
うちにいとこ(6〜8歳下)の子達が
よく夕飯を食べに来るようになりました。なんで来るの?とただ単純にそう思ったら聞いただけなのに、母は私に冷たいと言いました。いとこの家庭はDVっぽいらしく私の母はいとこの家庭に対して
いつも怒ってました。
子供に寂しい思いをさせるなんて親失格!!!!と憤慨してました。

私はそれを聞いてポカーンとしました
私もいつも寂しかった…と心の中で思いました。そして、私は精神的に病んだりしました。
そんな私に母は、お前はしあわせなのに弱すぎる!と怒ってきます。
なんでもっとしっかりできないの?と怒ってきます。

母はいとこの子を心配していました。
優しい子なのに将来心の傷で神経質な子になったらどうしよう。
良い子なのにかわいそすぎるわ。
と言ってました。
それを聞くととても寂しい気持ちになりました。
私は辛いことがあったときに、
一度も、それは悲しかったね。あなたは悪くないよと、嘘でも言ってくれたことがありません。
あなたみたいな人は嫌われたり、怒られたりして当然!!と言われました。
なぜ私には構ってくれないの?と思い、
いとこに対して冷たく接してしまうようになりました。
母からは怒られて悪循環でした。
そして、ある日
心も身体もボロボロになり
プツリと何か切れて、
私は引きこもるようになりました。
寝込みまくり、
ある日にハッとしました
完璧な母親はいないのだと
大人になって理解しました。
でも、心は寂しいのです。また、
じぶんの未熟さゆえにたくさんの人を傷つけたので、
今さら生きていくことに
罪悪感と恥ずかしさがあります。
親不孝だと思います。
生きる気力が湧いてきません。
生きていたくないというより、
生きていてはいけない気持ちになります。
文章だけでは、何イッテンノカワカラナイ感じですが、本当に疲れました。
もっと上手にいきたかった。。、
みんなの笑いものです。
死んじゃいたいと思ってたけど、
本当に死にたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それは悲しかったね あなたは悪くないよ

大変でしたね。もう大丈夫ですよ。話してくれてありがとうございました。
世の中の母親って自分の子供に対しては、自分がされたことをそのまま遠慮なしにやってしまうのです。
他所の子には他人様感情なので丁寧に接することができるのです。自分の子供には尊重が無いですよね。仰る通り完ぺきな母親なんていません。世の中の全てが完ぺき、完ぺきじゃないを超えて、ただ、その通りなのです。ただその通り。そこには評価すらない。
それがそのものの真実の姿です
まずはこれを味わっていただきたいのです。
別角度から申し上げれば、不完全ながらに完全な状態。
60点ならば完全なる60点。
それでいいのです。評価するからあなたも自分を評価して苦しかったでしょう。世界は評価以前。
人間は評価を先にしてしまう。評価の前に事実だけがある。
ウチの親だって過激な時は過激です。
ですが、私は親に高い理想を求めると苦しくなった子があって以来、親には自分の理想を押し付けることはやめました。
ああ、親はわたしとは別々の存在なのだと気づけました。
そうすることでラクになれました。
親はあなたを親なりに愛していた。
だけどその愛情表現が下手過ぎてあなたに伝わらなかった。
しかり飛ばすのも親の愛。ヨシヨシするのも親の愛。
昭和の親は愛が下手なのだと思ってください。あれはあれで愛していたのかとわらいながら赦してあげてください。相すればあなたの中で知らずのうちに要求していた親に対する理想がはずれてあなたは楽になれます。

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有り難し
おきもち

親に期待してしまう。しかし、期待してはいけない。

悲しい思いをしてこられたのですね。そして、あなたはとっても優しい方のようです。しかし、ご自分を責めることはやめましょう。あなたは何にも悪くないです。
お母様も、だれも悪くないです。ただ愛情表現が下手なだけ。

今のあなたはもう大人になりました。
大人になっても、親にはこうであってほしいと期待してしまうもの。
しかし、期待や理想の押し付けは、ご自分を苦しめるだけのことでしかなく、親には何にも響かないものです。

言葉は言葉でしかない、記憶は記憶でしかない。それは、事実とは大きくずれます。
何を大切に生きていくか、それは、思いや考えより事実を大切にするべきです。言葉が耳に入ってきてもそれだけ。相手に傷つけられたということは、頭の中の考えでしかありません。
事実を大切にしながら、あなたが、大人になり、親の言う言葉や過去の記憶は取り扱わないことが、大切な救いの生き方です。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
今は母はずっと愛してくれていたと思っています。
じぶんの未熟さに向き合いたいです。。

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