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コミュニケーションが出来ない

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

こんにちは。

いつも、親身にお答えいただいて、ありがとうございます。

先日ですが、街コンのようなものに参加してみました。

女性とも男性ともお話しがほとんど出来ませんでした。

知識やネタがないので、話しにならなかったです。

何かこのままの人生はツライなと思ってしまいました。

ほとんど愚痴のようなものになってしまい、申し訳ありません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

知識やネタは二の次

コミュニケーションの基本は相手への興味とその場の共有ではないでしょうか。知識やネタはたしかに魅力的な物かもしれませんがひけらかしや押し付けほど不快なものはありません。ましてや初対面の人にいきなり披露されても「なんだかなあ…」だと思います。

街コンでしたら

「お一人で参加したんですか?」
「普段は出会いはないんんですかー?」
「お酒は好きですか?」
「お仕事は何関係ですか?」
「趣味は?」
「どんな人が好みですか?」

とかかなあ

あなたとこの場を共有したいです、あなたに興味がありますということを伝えるのに知識やネタは必要ありません。
でも慣れや勇気は必要かもしれませんね。

今回ダメだったのはいい経験だったのでは?「このままの人生はツライ」と思えたからこそ、次のトライへとつながるのではないでしょうか。

まずは

「はじめまして!よろしくお願いします」

の一声を出す勇気を。その後は流れで言葉・情報のキャッチボールをしていきましょう。

「この前も参加したんですけど男性とも女性ともほとんどお話しできなかったんですよー!!泣」

というのもネタの一つですよ。無駄はないのです。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

吉武文法さま

この度は回答頂きまして、ありがとうございます。
コミュニケーションの基本が、相手への興味とその場の共有と学ばせて頂いて、ありたがかったです。
昔、2度ほど、君は人間が苦手だねと言われたこともあります。

どうにか慣れていけるように、少しずつ頑張れたらと思っております。
ありがとうございます。

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