自営業の父について
私の父は小さな店を経営しております。
父は優しくて明るく、家族にも良くしてくれています。
私は最近まで、店の売り上げが悪く、父が多額の借金を抱えていることを知りませんでした。
私や家族の貯金も勝手に使われていたので気付きました。
貯金が使われていたことについては怒りはなく、ただ裏切られた気分です。
実家暮らしの社会人23歳ですが、父の借金の為に持ち家も売って、賃貸に引っ越す予定です。
家を売ってもまだ借金は返せないくらい多額の借金なのですが、父は店を辞めるつもりはないと言います。
母は離婚する気はないと言います。
大学生の妹と高校生の弟もいます。
父は銀行以外の意味の分からないところから借金をして生活していることも判明しました。
金銭感覚もおかしくなっているように見えます。
すぐに店を辞めて、一般企業に勤めてほしいのですが、それを家族が頼んでも、無視します。
私は社会人なので自分のことは心配ないのですが、母、妹、弟が心配です。
私は安月給なのですが、できる範囲で父に金銭的な支援をしようとは思っています。
しかし私の支援は雀の涙程度にしかならず、私が救うこともできません。
父はいつも優しくて基本的にいい人です、父は夜中のアルバイトをしています。
それでも店の借金は膨らむばかりで、辞める気はない父。
どのようにするべきか分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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家族内で情報を共有し、話し合う
借金の内容、借金の原因について具体的にご説明いただいたので、だいぶ理解できました。
おそらく銀行等の返済が滞っている状況であり、銀行等にはこれ以上の運転資金等の融資は頼めない。それ故、手形を切って「街金」と呼ばれる金融業者から運転資金を借りているのだと思います。場合によっては闇金と呼ばれる違法業者から借りている事態も想定されます。
経営や借金に関しての専門家であるおお坊さんはほとんどいません。(お坊さんでも、税理士や弁護士の資格を持っている方が居ますけど。)この辺は商売の専門家に相談した方が宜しいかと思います。だいたい各市町村単位で商店や工場経営者の団体である商工会があり、都道府県単位で商工会連合会があります。商工会では、経営相談や倒産防止相談を行っています。商工会に相談してみるのが一つの方法だと思います。
家族が頼んでも店を辞めようとしないのだから、商工会に相談しても劇的な解決は難しいかもしれません。但し、あなたやお母様、妹さん、弟さんが自分ちの店の経営状況や借金していることの危険さをより正確に理解する助けにはなると思います。
[全国商工会連合会] http://www.shokokai.or.jp/
ですから
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銀行以外の意味の分からないところから借金
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なんて言っている場合じゃないですよ。どんなところから、どれだけ借金しているか、きちんと把握しましょう。経営状態をきちんと把握して、家族みんなで情報を共有しましょう。無理な経営を続ければ、より高額な利息負担となる借金が増えるだけです。
私なんかだったら、激高してお父様に食ってかかったりしそうですね。でも。これが一番駄目な対応だと思います。穏やかに、具体的な数字(店の売上、仕入れ、借金の返済額)を具体的に確認し合いながら、話し合っていきましょう。今回のご質問を読むと、破産手続きが必要かもしれませんね。
多重債務への対応については、消費生活センターhttp://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html
か法テラスhttp://www.houterasu.or.jp/service/shakkin/tajuusaimu/、もしくは財務局に相談してみてください。併せて、破産手続きについても相談に乗ってくれると思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
違法なところから借金をしていることはないのですが、知人や親から借りているようです。
しっかりと話し合い具体的な対策をとっていこうと思います。