hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

死にたい。

回答数回答 2
有り難し有り難し 34

以前、ここで相談させていただいた者です。
あれから夫婦関係の修復に努めてますが改善の兆しが見えません。
まだ、別居とかしてないんですがほとんど会話も無い状況です。
カウンセラーの方にも相談してますが、今は辛抱我慢の時だと言われてます。
でも、毎日が辛く死にたくなるんです。
幸せだった頃を思い出し、あの頃には戻れないと思うと絶望感に襲われます。
離婚しない理由は子供たちと離れたくないし妻を愛してるんですが、正直1人になるのが怖いんです。
これから先何十年も一緒に居るつもりだったのに1人になると考えると死んだ方がましだと思ってしまいます。
いっそのこと、離婚届・退職届置いて海外に失踪してそのまま死んでしまいたいくらいです。
そんなことをしょっちゅう考えてます。
本当に毎日が辛く希望が持てず生きる意味がわかりません。
死んで楽になりたい。
本当にそう思う毎日です。
死ぬのは良くない。
当たり前に皆言います。
でも、誰一人助けれる人は居ないと思います。
死にたいと思う人の気持ちは夢・希望がある人には理解出来ないと思います。
毎日の葛藤してますが答えは出ません。
どうか助けていただけないでしょうか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

"旦那"の語源をご存じですか

「死にたいってよくない」
「死にたいって煩悩だよ」
「死んだら家族が一生辛い気持ちになるよ」

月並みな台詞をいくら並べたって、
本当に死にたい人の心には届きませんよね。

私たちは本当に死にたい人の死に向かう行動を
止める術はありません。

ですが、死は究極の1人です。

死んだら楽になるとどうして断言できますか?
保証はありません。

「1人になりたくないから修復を頑張っている」
では、妻や家族のためというより結局自分のためです。

昔あなたとほぼ同じような環境、性格の方から相談を頂いたことがあります。
その方には「妻と子ども、家族の幸せを毎朝しっかり心を込めて祈りなさい」とアドバイスしました。
その方はそれを実践しました。
今ではすっかり仲良し家族です。

祈りで何が変わったのか。
少しずつですが「自分のため」ではなく「家族のため」に行動できる人に変わっていきました。家族の幸せが自分の幸せとリンクしたのです。

"旦那"の語源をご存じですか?
「与える人」「見返りを求めない人」です。

この数ヶ月間、自分なりに一生懸命頑張ってこられたのだと思います。
それなのに邪険にされて、求めたものは返ってこず、傷ついてこられたのでしょう。

ですが、ここでもう1度踏ん張って"旦那"になって下さい。
そして毎朝家族の幸せを願って下さい。
できれば、家族にそのことをバレないように。

大丈夫、まだやれます。応援しています。

{{count}}
有り難し
おきもち

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれること...
このお坊さんを応援する

お久しぶりです。

 前回も、書かせていただきました。
あの時、「皿洗いなど、できることをしている」と書かれていましたが、8ヶ月の間、続けて来られたのですか?
 なのであれば、他人から見たらどうであれ、私から見ると「貴いことをして来られましたね」と労ってさしあげたいです。見返りを求めていたってよいです。これまで様々「やってもらっていた」という前借りを返させてもらう、という「見返り」ですよ。受け取ってもらえるという見返り。
 そして、今まで続けてきたけれども「改善の見込みがない」のであれば、「私の未熟でした」と身を引くのも選択肢ではないでしょうか。変わったあなたを認めて貰えないのであれば、一緒に居ても辛いだけでしょう。

 はい、日顕師も仰っていますが、「行動で何をするか」が焦点です。どう決心したか?どういうつもりか?という内面の問題ではないと思います。
 書かれていませんが「別居でもなく会話もない」が、浮気とかしていませんよね。それはよく耐えていると思います。私だったら(浮気はしないと思いますが)8ヶ月後に「妻を愛している」と言えないかも知れない…。そんな風に思います。
 ですからね、「死ぬ」とか極端なことに走る前に、もっとハードルを下げた行動をとりませんか?家出とか。むしろ心配なのは、「死んでやる!」とか奥さんに対して口走ったりしていないか?です。気持ちを冷めさせるだけですからご注意を。

まとめます。
 8ヶ月前に書かれた、「できる範囲で家事を行う」を続けましょうよ。「夫婦関係の修繕に努めている」とは、具体的にはそういうことです。

{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ