hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

不妊治療 で子供が授からない

回答数回答 4
有り難し有り難し 314

はじめまして。私は37歳で不妊治療をしています。24歳で結婚してなかなか子供ができず、27歳から不妊治療をはじめましたが、人工授精を10回以上しても一度も妊娠できず、2年前から転院して体外受精をしましたが、一度だけ化学妊娠してそれ以降は結果が出ていません。今まで体外受精だけで100万円以上の治療費がかかりました。来年に凍結胚盤胞移植を控えてますが、それを最後にして子供を諦めようかと考えてます。でも、本当に治療を諦めて後悔しないのか、このまま子供のいない人生を送るのか悩んでいます。私は義両親と同居してますが、正直、同居してなければ子供がいなくても幸せに暮らせるんではないかと思います。同居してるとどうしても後継ぎとか孫の面倒をみたいとかうるさいです。私の実両親はすでに他界してますので問題ないのですが、家は農家のため後継ぎとか家のこともあるんだと思います。ちなみに主人は農家を継いでません。その予定もありません。
次回で治療を諦める原因は経済的な理由からです。一度の治療で50万程かかります。だんだん結果のでない治療にお金をかけるよりも、夫婦でもっと楽しいことをした方がいいんじゃないかと思えてきました。そんなことを言うと、「わがままだ」という人もいますが。義父は私のことを我が儘だと言います。だから子供ができないんだと言います。そんなの関係あるんでしょうか?人間誰しもわがままな所はあると思います。子供ができないことでこんなことを言われ息苦しいです。これからどう生きていけばいいのかアドバイスお願いします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

うちと同じです

何度も何度も二人で話し合いを重ねました。妻は子供が欲しいと何度も何度も泣きました。そして子供は諦めることにしました。
お互い40代での結婚、人生の後半は二人で寄り添いながら楽しく生きて行こうと決めました。
なるべく赤ちゃんや子供の話題には触れないようにしました。
4年後の冬でした。
妻が寂しいからと生後三ヶ月の子猫を求めミーちゃんと名付けました。
「ミーちゃん赤ちゃん。ミーちゃん赤ちゃん。」と。
まるで我が子を抱いているかのように子猫に話しかける妻が本当に幸せそうな顔を見せたのです。
僕はもう言葉をかけることができませんでした。
----------
諦めると結論づけたことに今は後悔はありません。

{{count}}
有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れ...
このお坊さんを応援する

思い通りにならない、という真実を胸にしたうえで臨む

男性のあなたに何がわかるかと思われるかもしれませんが、失礼いたします。
苦しみを軽減するために、お聴き頂ければありがたいです。
どんなに苦しいことを抱えておられる人でも、それを忘れられている時があるものです。
私にも思い通りにならないことは沢山あります。
その思い通りにならないことを「こうなってほしい」と願う事で苦しみが増すことを知りました。
思い通りにならないことは、今からいうことはとても大切なことです。
思い通りにならないことは【思い通りにならない】ことなのです。
そして、それはそれが真実なのです。
子供を授かれないのはワガママであることは関係ありません。
ただ、苦しみが増大することの因縁として、「思い通りになって欲しいと思う気持ち」があります。
これが強ければ強いほど、そうでなかった時にガッカリ感や、失意、喪失感などに見舞われてしまうのです。
どうか、今後お子様を望まれる時には、あえて、あまり強い期待、強い願いを持たずに望んでください。
それが功を奏することもあります。義理のお父さんはそういう意味で言ったのではなく、自らの希望通りに何事も強く望んではいけない、という意味合いで仰られたのである、と受け止める事も大切です。
あなたが体に力が加わらなくなるからです。
授かれるか授かれないかは、私たちの意志で決められません。
たとえ90%おもいどおりにならなくても、10%の力を増やすことによって心身ともに環境が変わって授かれる可能性が高まるかもしれません。
何としても授からなければ授からなければという気持ちに負われて体がこわばっておられると思います。自分に価値なんてないとさえ思ってしまわれていると思います。
どうか力を抜いてください。そのためには「授かりたい」と思わずに神仏、天にお任せするのです。
それで授かれないかもしれません。
それでも、その願いを強く持つこと無しに、望むことであることが見えてくると思います。
自分の願いをもって望まずに、願い無しに臨んでください。

{{count}}
有り難し
おきもち

一度立ち止まってみませんか。


私も、妻も再婚同士の結婚です。

最初の結婚は、子どもが出来無い事が、原因の一つでした。

妻は、2人の子どもと共に参りました、十年以上頑張りましたが、一向に気配が無く。

それもそのはづです、検査をしたら、私の精子の生存率が、通常の10%以下との事。

人生を、楽しもうと気を楽にした途端、
2人授かりました。

医師からは、有る意味奇跡だと言われました。

そんなものかもしれません。

立ち止まって、深呼吸してみたら、なにかが、変わるかもしれませんよ。

大丈夫です。

{{count}}
有り難し
おきもち

長谷雄蓮華 (ラジ和尚)
ラジオ パーソナリティ 『 命の 相談会 』開催 愛知県愛西市...
このお坊さんを応援する

子供を授かることだけが人生ではない。ですが、

何だか、生活環境が良くないようですね。お父さんからのプレッシャーが何より大変そうですね。お子さんは授かるものです。誰がどうしたらできる、作るといったものではないでしょう。

なにより精神的な負担がマイナスに働きそうですね。不妊治療はとても大変だと思います。もしかしたらどこかのタイミングで諦めなければならないかもしれません。その時に、わかっていてほしいことは、子供は絶対にいなければいけないわけではないということ。そして責任はあなたにあるわけではないということ。誰のせいでもないのです。

お父さんとの同居についても、少し考えなければならないかもしれませんね。

{{count}}
有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ