ペットの仏壇について
ペットの供養について悩んでいます。
いま飼っている犬が死んだ際、仏壇を買ってそばに置いて置きたいと考えています。
しかし周りの人に、「あまりいつまでも思っているのも良くない、たまに思い出すくらいがいい」と言われました。
自分でも、亡くなったあと仏壇を置いたらそれを見る度に泣いてしまいそうです。
仏壇を置いていつまでも縛り付ける様なことはあまりいい事ではないのでしょうか。ら
どうすることが犬に取っても良いことなのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心配されるのは、生き残っているほう。
”仏壇を置いていつまでも縛り付ける様なことは”
縛り付けられるとしたら、それは犬ちゃんのほうではなく、あなたのほうですよね…それ。
犬ちゃんが亡くなった場合、ペット用の仏壇を用意しても別にいいと思います。犬ちゃんの在りし日を思い出して、涙が出るのも自然なことでしょう。犬ちゃんのおかげで毎日楽しく暮らせてきた事への感謝の気持ちを忘れないようにするための装置としては、ペット用の仏壇もあなたにとって意義があると思います。しかしながら、あなたの心が呪縛されてしまうとなると話は別です。昨今ちょっと社会問題として囁かれているような、いわゆる「ペットロス症候群」の引き金になってしまうくらいなら、いたずらに置かないほうがいいかもですね。
”どうすることが犬に取っても良いことなのでしょうか?”
まず言うまでもありませんが、いつお別れになっても悔いの残らないくらい、生きているうちに全力でかわいがってやってください。次に、いざ死んでしまったときは、日本の法律ではペットはモノ扱いですが、あなたは尊厳ある命として丁重に弔ってやってください。先立っていった犬ちゃんに余計な心配をかけぬようきちんとお別れをしましょう。その後は、あなたが一にも二にも地に足のついたきちんとした生活を送る事が最も大切であり、それが何よりの供養になりますね。
時の流れ
ご質問文拝見しました。
何回か繰り返して読ませていただいたのですが、これ、主語はペットでなくてもその人にとって大切な存在(恋人、妻または夫、子、など)でも通じる文章ですね。
人だから、ペットだからといった人間と畜生の区別ではなく、きなこ様にとって愛犬は大切な存在だったんですよね。
これからは愛犬と生きた世界ではなく、愛犬がいなくなった世界を生きることになるかと思います。
悲しみが癒えないうちに無理やり忘れろといわれると愛別離苦の苦しみに向き合わなきゃいけない。
だからといって、世の中のことに目を向けず愛犬といたときのことばかりに執着すると煩悩が大きくなる。
時の流れに沿って気持ちの整理はされたほうがよろしいかとは思います。
以後は一般的な話になりますが、ペットを失ってしばらくは悲しいが、やがて回復したら、
ペットが死んだら次のペットを買って、以前のペットとの時間はなかったことになる。
それを予防するためにも仏壇・位牌の存在は個人的に否定したくはありません。
こんばんは。
文脈から、求めようとしているのは「位牌」の事かとは思いますが、ペットさんなので、特に必要はないと思います。写真などを飾り、時々思い出してあげるのが良いと思います。亡くなった後の事を考えるより、生きている今、おもいきり充分にかわいがってあげる事が大切です。
質問者からのお礼
色々なご意見をありがとうございました!
言われた通り、生きてる今めいっぱい可愛がってやりたいと思います!