災害辛いです
いつもありがとうございます。
この度の豪雨災害、お坊さんに被害はございませんでしたでしょうか。
今日はこの災害について少し友人とトラブルになりました。
私もいけなかったのですが、友人にも非があるのではと思ってます。
私が住んでいる地域でも被害があり、私の家は無事だったものの、勤めている会社と社長およびスタッフの人の家が床上・床下浸水の被害に遭いました。
会社の方は日曜日には水がひいたので、出れる人は出て、後片付けなどをしていました。
そんな最中に、友人のFaceBookの更新がありました。
河川決壊や土砂崩れがあってもおかしくない地域に行って、写真を撮ってアップしていました。
それがカチンときて、ついつい
「二次災害のキケンもあるんだから、おとななんだから、そこは考えて行動して」
と書き込みをしてしまいました。
その書き方がもっときつかったと思うのですが、それに対して
「私がいけなかったのはわかるけど、あんな書き方はしてほしくなかった」
と言われてしまいました。
確かに私も書き方に配慮がなかったし、見境なくなって噛み付いてしまったので反省はしているのですが、友人がとった行動は私としては「あり得ん」行動だったのです。
私は小さい時から短気で、頭に血が上ると見境なく噛み付いてしまうのです。
そのことが嫌で、後からとても後悔してしまいます。
今回のことも、言わなきゃ良かったのかな、、でも、どうしても言いたかった。
そういうおもいで、気持ちがぐちゃぐちゃになりました。
自業自得なんですけど。
頭に血が上りそうな時は、一息ついて、深呼吸して動くようにはしているのですが、今回はどうしてもダメでした。
こういう時、どうやって気持ちを静めたらいいんでしょうか。
自分が本当に嫌になります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
このたびの水害で被災された方々にお見舞いを申し上げます。
たいへんでしたね。
危険な場所にわざわざ行って写真を撮るような行為は、あなたのおっしゃる通り、被災者の方々の気持ちを逆撫でするばかりでなく、二次災害となる懸念があります。
確かに他人を非難する事は良くなかったですが、その友人の行動も大変軽率なものと感じました。またあなたの書き込みに対しての友人の態度も、事の深刻さが全然わかってないなと感じました。怒るときは怒っていいと思いますし、今回の事は怒って良かったと思います。ただもうこれで終わりにしましょう。言ったことは戻らない。いつまでも引きずらず。
暑いですので、無理せず、水分補給や休憩をしっかり取って後片付けをするようにしてくださいね。
遠い所からですが、行方不明者の発見と、被災された方々の健康、被災地の復興を心からお祈りしています。
心理的二次災害だけは避けましょう。
まずは大変な災害でした。本当に大変であろうと思いますが、多くの片づけをいっぺんにやろうとなされずに今やれるところだけを生きてください。
こういう時は正解は無いのだと思いましょう。
みんな困っている。
みんな何かしてあげたい。
でも騒ぐなと人が言う。
本当はそれもおかしい。
火事場泥棒は発生している。
警察はお互いの疑心暗鬼にならないように心理誘導として「ガセガセ」と皆を鎮める。
それでも被災地では火事場泥棒や性暴力や犯罪が起きていることは歴史が語っているから真実。気を付ける、気を付ける。
二次災害には、実際の二次災害と、心理的二次災害の二つがあります。
実際の災害はそこで起こったその出来事です。
人間はついその起こったことに対して、ネガティブな思いかたをしてしまう。
それがここで申し上げるところの心理的二次災害です。
その人もその人なりに助けを求めていたのではないでしょうか。
その人なりに何かしなきゃいけないと思ってとった行動がそれだったのです。
あなたもあなたの読み取り方をした。
その人はその人なりの考えがあって、どこかの誰かにその状況が届くことで何かしらの回復を願ったのかもしれません。
つまり、お互い同じところで共通しているのですから、素直にお詫びして助け合って復興をすすめてまいりましょう。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
いただいたご回答を読み、すとんと気持ちが落ち着きました。
彼女には私なりの思いとお詫びをしました。
お互いに思うことは同じなので、出来ることをしていこうと話しました。
二次災害は実際の災害と心理的なものとあるのですね。
今回のことで、今までわかったつもりでいたことが、本当にはわかってなかったことがある、ということがわかりました。
まだ行方不明の方も大勢いらっしゃいますし、普段の生活に戻ることのできない方もいらっしゃいます。
行方不明の方が、早くご家族の元に戻られますこと
被害にあわれた方が、心穏やかに過ごせる日が一日も早く訪れますことを
願いつつ、復興をすすめてまいります。