家業を継ぐか、自分の理想に挑むか
はじめまして。
私は東京で会社員をしていますが、家族と仲良く健康で暮らす以上の幸せはないと考えていて、そろそろ実家に帰りたいと思っています。またお付き合いしている彼と結婚して、新しい家族を増やして、そして父母の自営業を継ぎたいとも思います。
一方で、私には学校教育を変えたいという思いもあり、それを今、始めるべきなのかという気持ちとの間で思い悩んでいます。自分の理想に挑む時はとても刺激的で充実した時間で、捨てがたい思いです。
うまくまとまらない質問で申し訳ないですが、アドバイス頂けますでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まず優先順位を決めてから
まず、実際のところ、結婚して子供ができたら何も身動きできません、ホント、マジッスわ。
しばらくは家業の手伝い所ではないはずです。
結婚はしてもいいでしょうが、仕事をしたいのであれば、いつぐらいに子供を持つべきか彼氏さんと事前によく相談するべきです。
いずれ年を重ねれば両親の介護もせざーるを得ないものですから、今すぐ帰らずともよいでしょう。
今は離れているからこそエンジョイできますが、同居や毎日顔合わせると関係が壊れてしまったりなんてことも無きにしもアラジンです。
すぐにでも実家の家業を継がなければいけない状況でもないのであれば、まだまだ仕事に情熱を注いでいくのも良いでしょう。
学校教育を変えたいというなら、小さい所でやっても効果はたかが知れています。
それでは変えることにはならないでしょう。
何か縁があって具体的に変える方法をお持ちでもなければ、ずっとそれを専門にやっている専門家がいます。
政治家や教育改革の政策を提供している政策プロデューサーに投資しつつ、アイデアを提供するのも効果的でしょう。また政治家の養成塾で教育を変えることに力を注いでいる若い志士がいます。
実際に今後力を発揮する立場にいる人間のサポートをする事も良いでしょう。
以上の点をご参考に、ご自分の人生ですから、ご自分で決める他ありません。
追伸:周りの人はあなたが思っているビジョンとは、まるで無関係に存在しています。自分のビジョン通りに周りが動かなくても、怒ってはいけません。その事は忘れないでください。
「願い」は大事。同時の実現は難しい。
実家を思いやり、彼氏との関係を大事にし、「学校教育を変えたい」という希望を抱く。
それはそれで素晴らしいことですが、すべて同時に叶えられることではありません。
『実家の仕事』
業務内容と求められる能力、経営状況と将来性、マンパワーの現状。ご質問だけではこれらの状況はわかりません。これらのファクターを分析し、仮に今あなたが結婚し、夫と共に参画出来るか否か、シュミレーションされてはいかかですか?ご注意していただきたいことは、あなたが御実家の仕事を十分に理解しているかどうか、という点です。
「わかっているつもり」と「わかっている」ではかなり違います。「親の仕事を傍で見ている」と「親と一緒に仕事をする」ではかなりの違いがあります。決して安易な気持ちで言っている訳では無いとは思いますが、甘い認識で「家業を継ぐ」なんて言った日には、家庭不和の元となりかねません。
「学校教育を変えたい」
「変える」力を持つとしたら、文部官僚になるか国会議員の文教族になることでしょうが、今から文部官僚は無理ですね。国会議員に成れても、政権政党の議員として4期5期当選し続ける必要があります。
現在教員で無いあなたが「学校教育を変える」としたら、
1、教育コンサルタント
2、教員もしくは学生のコーチング
3、塾もしくはフリースクールの創設
のいずれでしょうか?夫や周囲の協力を得て、子育てをしながら進めて行けるなら、チャレンジされてもよろしいかと思います。
いずれにしろ、すべて同時には不可能でしょう。そのへんを善く見極めて取り組んでください。
自分のやりたいことを諦められますか
実家に帰り、その生活に慣れたら、やりたかった教育の仕事のことを思い出し後悔しませんか。
できるならできるときに仕事をしてみてはどうですか。
家業を継ぎたいのでしょうか。それも大切あれも大切でも同時に全部を手に入れることはできないものです。
よく考えてやりたいことができるよう、彼ともよく相談し決めてください。
質問者からのお礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
いくつものあたたかいアドバイスをいただき、ありがとうございます。いずれもその通りだと思いながら拝読いたしました。
まずは、何とか優先順位を決めてとにかく着手したいと思います。
ありがとうございます。