子供が悩むとものすごく苦しい
浪人生の次男のことで、ご相談します。次男は、小2のときに、発達障害の疑いがあると言われてから、親子二人三脚でここまでやってきました。小学校で泣いてるときも、中学校で遅刻早退を繰り返していたときも、高校を途中で転校したときも、常に息子に寄り添い、息子の言葉を聞き、最善の方法をとってここまで大きくなってきました。今ではなんでも相談できる、仲の良い母子関係になりましたが、息子の苦しみにずっと寄り添ってきたためか、息子が苦しむと、私もものすごく苦しく、居ても立っても居られない気持ちになります。今の悩みは、大学受験の悩みですが、不利な状況から大学受験に挑もうとしている、次男のことを考えるだけでも、不憫ですし、ましてや、一年後合否の結果が次男に出ることを考えるだけでも、胸が苦しくなってしまいます。次男の運命ですので、見守るしかないというのはわかっていますが、次男が愚痴や嘆きを口にするたびに、それを深く受け止めてしまい、一日中苦しい気持ちに苛まされてしまう、私に、何かアドバイスをいただけませんでしょうか?少しでも楽になりたいと思うのは、いけないことでしょうか?どうぞよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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母親としての 後方支援の形。
親って、ときには、苦しいものですねぇ。。。
先輩ママさんとして、お話を聞きながら、ただただ、尊敬します。
どんな時も、一緒に悩み、一緒に歩む。
言葉では簡単に言えますが、それを実行していくって、そう容易いことではありませんものね。
代わってやれるものなら、代わってやりたい。
泣き声も、泣き顔も、母親としては、胸を締め付けられる想いですよね。それが成長だと分かっていても、居ても立っても居られない。
見放さず、ずっと味方でいてくれる。
あなたの存在が、息子さんには、どれほどの励みや力になったことでしょう。
大学受験。大きな目標に向かって、わが子が挑戦している。頼もしくもあり、心配でもありますね。
愚痴れる環境って、素晴らしいと思います。
一人きりで抱え込んでいたら、どうでしょうか。一人で泣いているにも気付かなかったら、あなたは、深く自分を責めるでしょう。
今、あなたに弱音が吐ける、そうしながら、受験の重圧(ストレス)と向き合い頑張っている息子さんに、してあげられることは。
後方支援かもしれません。
大丈夫、出来る、と言う言葉も、励ましに聞こえたり、虚しく聞こえたり。思春期には敏感に聞こえるかもしれませんが。
後方支援。例えば、休憩タイムの オヤツやおにぎり、夜食、果物など。ちょっとしたことでも、気分転換になりますし、それは母親だから してあげられることです◎
何も言わなくても、応援してくれている、きっとそう伝わります。
受験生、大変 気を揉みますが、一緒に乗り越えましょうね。
子病むがゆえに親また病む
こんばんは。私は亀山純史と申します。
親としてお子さんのことが心配になることは、至極当然です。『維摩経』という経典に、「衆生病むがゆえに我また病む」 という言葉があります。これは、ユキコさんの今の心境ではないでしょうか。まさに「子病むがゆえに親また病む」です。しかし私が思うのは、親は子どもと同じ視線で、同じレベルで病んでは駄目だと思っています。子どもと一緒に病んでも、最後には「そのような病を抱えていてもいいんだよ」という視線でお子さんを見守ってあげることが大切だと思っています。
このような見方を、今回のことに当てはめてみれば、ユキコさんは、お子さんの進路に向けての取り組みよりも、その取り組みの結果(つまり、大学受験の合否)に重きを置くために、お子さんのことが心配になっているのではないのでしょうか。でも、それではお子さんの悩み、苦しみと質的に同じになっています。私としては、是非、今お子さんが取り組んでいるその過程を、親として尊重してあげてほしいと思っています。そして、たとえ第一志望の学校に入学出来なかったとしても、「この一年の努力は、君の人生において決して無駄ではないんだよ」と言える親でありたいものです。
以上が私からの回答です。少しでもお役に立てれば幸いです。
質問者からのお礼
中田様。思わず涙がこぼれそうになってしまいました。今までの私を認めていただいた気持ちがしました。確かに、子供が一人で泣いていたら、そちらの方がより私は苦しく思います。共に受験を乗り越えたいと思います。亀山様。子供と同じ視線同じレベルで、悩んでいてはダメというお言葉に、なるほどと思いました。救われもしました。親は、子供より大きな気持ちで、頑張ってら子供を見守ることが大事なのですね。お二人とも、じっくり私の悩みに向き合ってくださり、ありがとうございました。