この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
得度とは、出家して戒を受けることを言いますので、「在家得度」という言葉自体が矛盾です。
在家のまま、戒を受ける方法に「授戒会」があります(これなら髪の毛切らなくて良いです)。これは「真の仏教徒になる式」であり、僧侶になる式ではありません。
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有り難し
誰から受けるのか
こんにちは。「在家得度」という言葉、光禪師の仰るように、言葉自体が矛盾しています。
でも、世の中にはこの言葉を使う「坊さん」もいます。あなたは、この言葉をどこでご覧になったのでしょうか?
仏教では、「あなたの師匠は誰ですか?」ということを重視します。お釈迦様の「お悟り」は、言葉では伝えきれないからです。「言ったでしょ」では済まない。本を読むだけでは伝わりきれない。言葉は何かを伝える媒体にはなりますが、「何か」そのものではない。だから「誰から伝えられたのか?誰が認めたのか?」というのを大切にするのです。
なので、あなたが受けようとする(与えようとする)相手がどんな人なのか、見極めることがとても大切です。
師匠を得るということも、主体的な、つまり「一人前の人間として」の行為です。
ただ単に「違いが知りたい」だけなら構いませんが、自分の人生を左右するようなことなら、慎重に。
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