「バブル」が人や世の中を荒らした…?
いつもお世話になっております。
時折、大人の方と話していると、バブル景気が世の中や人を
荒らした…というような話を聞くことがあります。
「バブル経済期」という言葉を字引で引いてみると、
「株価や土地建物の値段が適正水準を超えて以上に高騰
し、その後泡が弾けるがことぐ、一気に急落した時期。
この時期には、高額な貸付も横行した」
などといった説明が出てきます。
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思い返せば私の祖母は、
「アパートを所有している」という事実でひどく
奢り高ぶっていました。木蓮尊者のお母様のようでした。
「アパートがあるんだから、あんたは働かなくていい」
「いいところから婿を取って、たくさん子供を産みなさい」
「黒留袖、いつ作る?」
このような発言は日常茶飯事でした。
彼女のといた邪教により私が今でも苦しめられているのは、
私からただでさえ未熟な社会性を剥ぎ取るためだったのでしょう。
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最近の新聞記事に、「病院内ポリス」や「荒れる中高年」、
「冥土の土産ハラスメント」などの記事が増え、
また私もそれらを読んでみて考えました。
ついこの前までは、「今時の若者〜」という記事が多く、
これは?と思ったので質問です。
ご意見いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
発達障害があるが、他の患者が苦手、健常者さんに負担を強いる障害者が許せない、 医師の悪口を言う僧侶が許せない、選挙で体調崩す、医師を顎で使ったり「薬減らせ」とごねる患者に辟易 #薬は悪くない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
全ての地域で全ての人が泡にまみれた訳ではありませんが
東京にいた時代、土地に関わる仕事をしていたことがありました。バブルになる前に、東京を離れたので、現場の状況をリアルには見ておりません。バブル以前の都心の地価を或る程度知っている者からみれば、バブル期の東京の地価上昇は異常でした。地価は本来ならその土地の利用価値や収益性から決まるべきものです。ところが、バブル期には土地取引が株や先物取引と同様の投機的手段となってしまいました。うまく転売できるうちは利益があります。しかし、そういう投機的取引の対象となった土地は「ババ抜きのババ」と同じです。最後にババ(投機対象の土地)をつかまされた人が負けてしまいました。
1、実際の資産的価値の数倍の値段で土地を買った。
2、転売先が見つからない。買い手が居ない。
3、銀行から借金して買ったので、借金の返済が出来ない。(銀行も担保価値以上の融資をバンバン行っていた。)
4、借金が返済できないから。銀行取引停止となり、倒産破産。
こういう道筋をたどった方は多かったと思います。「土地は絶対下がらない。」「土地を持っていれば、安泰。」そういう幻想や神話に踊らされた人々が大勢いました。お祖母様もこういう幻想に踊らされ、こういう幻想に心が蝕まれてしまったのだと思います。土地に限らず、株式やゴルフ会員権もとんでもなく高騰高騰の連続でした。投機対象で一旦高騰しても、実際の資産価値や利用価値に見合わないと、いずれは急落します。そして、急落しました。
東京から離れた地方都市でも、利便性の良い土地やリゾート開発関連の土地は高騰しました。首都圏のバブル崩壊よりも数年のタイムラグはありましたが、地方の土地バブルもはじけました。
ちなみにバブル期以前から、デベロッパーや不動産屋や建設業者が資産活用と相続対策を餌に「アパート経営」を勧める商法は結構盛んでした。立地条件や入居希望者に恵まれたアパートは儲かります。しかし、立地も入所希望者も悪条件のアパートはもうかりません。建設資金の借金だけが残ります。業者に踊らされたり、騙されたりしないような注意が必要です。
私は自分の土地を持たないし、投資する資金も持ってなかったので、バブルを冷やかに見ていました。もし土地を持っていたり、投資資金を持っていたりしたら、どうなっていたかわかりません。人間誰しも、弱く、愚かで、危うい存在です。あなたも、気を付けよう。
若者も、中高年も、お年寄りも、同じ人間ですからね。
他人の振り見て我が振り直せ、と言いますから、他人のことをとやかく言う前に、自分の行いを正したいものですね。
返信
新聞やネットなどではそのような記事ばかりが目についてしまいますからね。
もう少し良い話や良いニュースも読むようにしてバランスを取った方がいいですよ。
質問者からのお礼
【三宅 聖章 先生】
ご回答ありがとうございます。
私はそのように努める様にしています。
なんだか最近は疲れているようです…
実際私の周りはそういう人が
多すぎたんですよ…
【吉田俊英 先生】
ご回答ありがとうございます。非常にわかりやすいご説明です。
確かに祖母は口癖のように、「この土地は買う時億を超えた」と言っていました。
私は「お嬢様」と言われるのが嫌いです。「不動産王」という言葉も嫌いです。
こんな親類を見てきたからだと思います。現に彼女の関係者も危険な人物ばかりです。
私もそんな危険な人物の中で危険な目にたくさんあってきて、汚いものをたくさん
見てきました。こうはなりたくないと思っているからこそ今は色々と勉強しています。
彼女らが忌み嫌っていた「公益性」に重点を置いた活動を日々心がけています。
反骨精神というやつでしょうか。
そして何より、「見えない利得」には手を出さないようにしています。怖いので。