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悪口を言った後の心の不調の正体

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私は対人関係にストレスを抱えやすい体質です。
時には愚痴を言いたくもなるのですが、言葉にするのが下手だったり自分でも何がどう嫌なのかはっきりしない部分もあるので、わりと自分の中に目一杯溜め込みます。
その結果溜め込みすぎて体調に出てしまい、こんなにストレスを抱えていたんだな途中で発散しておけばよかったと思います。

ですがいざ愚痴を聞いてくれる人に会い、話始めるとドバーっと一気に溢れて止まりません。
嫌だと思う人の(ほとんど同居中の義父の事なのですが)悪口をドバーっと吐き出します。

ですが一通り話しても、なぜか爽快な気持ちにはなりません。
聞いてもらった相手には愚痴ってしまった事を謝罪し、それでも聞いてくれてありがとうと感謝の気持ちを伝えます。

それから家に帰っても、全然スッキリはせず、日頃からストレスを溜めていたとはいえいくら嫌いな人でもあんな言い方したのは間違っていたのかなとか、なぜこんなに止まらない程の愚痴を言ってしまったんだろう、、とずっとモヤモヤしてしまいます。
そして心に不安感が溢れてきて、不調になったり死にたくなったり1日じゅう辛くて苦しくてたまりません。

この正体は何なのだろう?と考えてみました。きっとこれは罪悪感なのかな?と思ったのですが、そうなのでしょうか?

嫌な事をされてストレスを溜めていた相手に対しての罪悪感なのか、話を聞いてくれた人に対しての罪悪感なのか、溜めんでいた愚痴を一気に外へ出したことによる反動なのか、愚痴を言うしかできない自分がヘタレという事実を目の当たりにし絶望しているのか、愚痴を言うこともストレスになるか、一体何なのでしょうか?
お坊さんは愚痴を言ったりしませんか?

私は奇妙な心の変化の正体が知りたいです。
愚痴を言っても爽快な気持ちにはならないということは、愚痴は一切口にしない方が良いのでしょうか?その場合、自分の中に溜まった物はどう処理したらよいのでしょうか?

良きアドバイスを頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

愚痴とは、無理な要求という意味

愚痴とは、本来は、愚かであるという仏教用語です。
愚痴とは、グチってもどうにもならないことに文句を言うことでもあります。
たとえば、夏が暑いことに文句を言っても、夏の暑さは変わりません。
夏が暑いという現実をありのままに受け入れたらストレスを感じないのです。
反対に、夏の暑さに独りで無駄な闘いを挑んで怒りまくっていると、ストレスはたまる一方です。

あなたの体調不良の原因は、おそらく、
グチっても仕方ないことに対してグチり、現実をありのままに受け入れようとしないで怒るストレスです。
欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩が背後にあります。

怒りや憎しみを手放し、相手を可愛いとこがあるじゃないかと慈しむことができたら、ストレスは減ります。
あなたがもしも仏様や菩薩様ならどう考え、どう発言し、どう行動するでしょうか?
想像してみて、それを目指しましょう。
あなたは、光り輝く菩薩様か女神様のような存在を目指しましょう。
体調不良の原因は、あなた自身の欲・怒り・怠け・プライドかもしれないと、私は思います。
しかし、単に体調不良の場合もあります。
年に一回は健康診断を受けましょう。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
たしかに、無理な要求を関係のない人に話しているだけですね。
愚痴を言ってもどうにもならないということがよくわかりました。
菩薩様女神様を目指して精進致したいと思います。

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