hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

結婚は我慢?

回答数回答 2
有り難し有り難し 22

結婚してまだ半年経っていない夫婦です。付き合って約一年後に結婚しました。
結婚してから些細なことでぶつかるようになった気がします。それも長引くようになりました。
結婚式の前撮りを撮りたいって言ってたら納得してもらえず、二人の約束事をうっかりして一度忘れてしまい、怒られ謝り続けても許してくれるが不機嫌が続き、なんだか疲れてしまいました。事情により今は週末のみ私が社宅に帰る週末婚なのですが、二人で完全に住むようになったらうまくいくかわかりません。最近は主人は対してごめんなさいを言ってばかりな気がして、好きよりも怒らせないようにっていう考えを気づいたらするようになっていました。結婚式の話もすごく喧嘩して、めんどくさくなり、結婚式もしたくなりました。するなら主人の言うことをうんうん聞いてればいっか。と。結婚は我慢って言いますけど、ここまで自分の感情を抑えて生活していくものなのでしょうか?主人はこだわりが強く自分が納得するまでいい顔しません。それが疲れました。私はこだわりのないほうなので基本は主人に従ってますが、たまには曲げられないことだってあります。それでぶつかってしまうのですが、だいたい私が泣いて、めんどうになり、私がすみません、わかりました、あなたに任せますって感じになります。主人も我慢してること、いろいろあると思いますが、こんなんで結婚生活はうまくいくのでしょうか?ずっもモヤモヤしててしんどいです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の思いをぶつける

拝読いたしました。

ガマンしてもガマンしても、ずっと責められ。
次の問題が起こると、またガマンの繰り返し。

確かに結婚はガマンとは云えども、あなたの言葉通りの状況であれば、それは行きすぎです。
疲れて当然です。

今のままで結婚生活をしていけば、あなたが疲れ果て、離婚ということもあり得るでしょう。
それでいいのでしょうか?

結婚はガマンなどと言いますが、あなたはそこにこだわり過ぎていませんか?
時には自己主張してもいいのです。
ご主人を見れば分るでしょう。

あなたは、抑え続けています。
しかし、本来はお互いが主張し合うものなのです。

ここは、思い切って自分の思いを、ご主人にぶつけられてはいかがですか?
怒られる事は覚悟の上です。

そこで、ご主人の反応を冷静に見る。
あなたはそこで、何かを感じるはずです。

意見が言えてスッキリしたなと思えるかも知れませんし、最悪もう受けつけられないと思うかもしれません。

今のあなたは、自己主張も何もせず、ただ謝っているだけ。
ご主人に心を閉ざしかけています。

好き同士で結婚を決められたのではないのですか?
機会を見て、何度か自分の思いをぶつけ、相手の反応を感じて下さい。

最悪の事も考えられるでしょうが、今のまま、ひとりで悩まれても、何の進展もありません。
だからこそ、こちらに相談に来られたのでしょう。

私の意見ですが・・・
結婚してガマンだけなんて悲しいと思います。
本来はパートナーとして幸せを感じ、支え合うものではないでしょうか。

16
有り難し
おきもち

時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいったい何か?と、考えています。 僧侶としての根本は、朝のお勤めだと考えております。 週に2回、お寺で空手教室を開いております。 近隣の子供たちに、礼儀作法を伝える。 これも寺院の持つ役割である、地域貢献に繋がると、少なくとも私はそう思い、精進しております。

結婚はお互いを尊重するものです

読まさせていただきました。

結婚はゴールではなくスタートですから、最初はうまくいかないかとも思います。
いくら好きどおしとはいえ、環境の違うところで育った二人が基本一緒に暮らすの
ですからね。

あなたが不満に思うこともあり、相手が不満に思うこともあるでしょう。相手を
尊重し、自分を尊重することが大事ではないですか?

6
有り難し
おきもち

個別相談可能
浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

質問者からのお礼

回答ありがとうございました。

自分の気持ちを伝えてみました。
初めはいろいろと言われましたが、相手を尊重しつつ、これからうまくいくために提案したりと、自分の思いをぶつけてみたら、相手は私が好きだからいろいろと期待したり、求めすぎてたと…これからはもう少し言い方とか考え方を考え直すねと言ってくれて、主人の思ってたことも知ることができ、自分の気持ちを伝えてよかったです。ありがとうございました。お互い尊重しつつ気持ちを伝えることの大切さを教えていただき、本当にありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ