はじめまして。ご相談拝読しました。

長年の勤務誠にお疲れ様でございました。大変なご苦労の中でもずっと頑張り続けてこられたのですね。本当にご苦労様でした。

あなたはダメな人なんかではありません。ダメな人など一人もいないのです。

仏教は私たち一人ひとりに「あなたはダメな人などではありませんよ、これから仏（真実に目覚めた存在）になる人なのですよ」と呼びかけられるのを聞いていく教えです。あなたも私も自分ではそう思えなくとも、仏様はそのような存在として見出されているのです。

これまでのお仕事も、現在されているお仕事も大変に立派なものです。それでもあなたが自分を責めてしまう背景にあるものの正体はなんでしょうか。それはあなたの質問のタイトルに「嫉妬」と表されているそれなのではないでしょうか。

ご主人はあなたを責めたりしましたか？社会はあなたを責めましたか？そうではなくともあなたは自分自身で嫉妬からそう感じてしまったのでしょうか？

そこに仏教が苦しみの元と注目するポイントがあります。「思い」と「事実」の差ですね。ここで人は苦しむのです。
つまり事実としては「あなたはダメなんかではない」のに、思いとしては「私はダメだ」としてしまう。そして事実ではなく思いを中心として扱ってしまう。それが苦しみになるのです。

しかし人は誰でも自分の思いを通してしか事実を見れませんし考えられません。だから私の目ではなく仏様の目として「教え」をいただき、私の姿をあきらかにしてもらうのです。

教えによってあきらかになるあなたの姿はけして「ダメな人」などではありません。未来の仏です。その教えを今聞くのです。

教えは経典などの文字や言葉の中だけにあるのではありません。今この瞬間も私たちにはたらきかけているのです。

あなたがあなた自身を問うたことも、ご主人があなたの爆発する思いを前にしてとった反応も全てが人を真実に向き合わせようとするはたらきです。
さまざまな境遇によって思いがブレブレになる私たちではありますが、これからは事実に目を向けていきましょう。

体と心を壊すくらい頑張り尽くされたあなたを誰も責めることはできません。あなた自身もあなたを責めないようにしましょう。

吉武文法

法覚寺

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...

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あなたと旦那様は敵ですか。ライバルですか。比べるような関係ですか。
夫婦とは、お互いに協力し、お互いを尊敬し、ある意味一心同体となって生活する同志でしょう。
人は、家族の幸せを喜べるようになっています。垣根を作らず良い関係ができていると、悲しい時はともに悲しみ、楽しい時は、ともに楽しめるようになっています。
例えば子供のいる家庭では、子供がうれしそうな顔をしていると家族が明るくなります。親は自分の分のお菓子を分けてあげてでも子供を喜ばせたいと思います。これは夫婦であっても同じです。あなたにとって２時間かけて通勤するのはつらいことであった。私も高校時代２時間かけて通いました。たった三年間でしたが、大変でした。大学に入り通うことを断念して一人暮らしをさせてもらいました。
あなたは９年もお勤めされていたしかも残業までして。すごいことですよ。お疲れさまでした。やめたことは何にも悪いことではないです。
そして今は、次のステップへの通過点です。何にも考える必要ありません。旦那様と過ごせる時間ができたんだから。何物にも代えがたい宝物ですよね(^-^)
旦那様は希望通りの就職が決まり良かったですね。あなたも共に喜んであげたら、旦那様も気持ちよく働けるようになります。

あなたの幸せは旦那様の幸せ。旦那様の幸せはあなたの幸せ。
そうして二人三脚で温かい家庭を築いていってください。

邦元

円通寺

禅宗　曹洞宗　僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...

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