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人として何を持っているのか

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私は、何も持っていない人間かもしれません。

いつもありがとうございます…。悩みばかりで失礼します。

良かれと思って「挑戦」してきたことは、実は意味がないものだったんじゃないかと思うようになってきました…。

語学を続けていることも、結果として就職に繋がるわけでもなく…長年続けている音楽も結果としてただの趣味化しているだけで、お金の浪費…

というのも、私は資格を取らずに生きてきました。30で留学なんてリスクしかない上に資格もなく、帰国後に就職活動なんて今更すぎてやばいんじゃないか…としか思われない生き方をしていますが、選択したのは私です。何も言えません。

つまり、浪費・浪費・浪費の人生なのです。
それなのに、私はここ(海外)にきて音楽の資格を取ろうとまた浪費し始めたのです。

もちろん現地でなんとか仕事先を見つけ、なんとか働いていますが…ビザが切れれば、続けられません。限りがあります。

知り合いにある一言を言われ、何も言い返せなかったというのがあって…。
「あなたは何か続けていたとしても、挑戦していたとしても、全部ただの浪費じゃないか。資格取ってるわけでも仕事に繋がってる訳でもない。あなたは何も持っていない人間なのよ。お金の無駄遣いだ。ただの浪費家だよ」
と…。

そうなのです…。ただの浪費家。「挑戦」という言葉に弱い人間なのです。

英語も音楽も、結局人生に何にも繋がっていないのです。

それは、今取り組んでいることの先を見つけていないからです…。
それなのに私は焦って何者かになりたいのか、すぐに何かを見つけては「挑戦」するのです。

実は初めて、資格に向けて現地で取り組んでいます。でも将来の使い道は分かりません…。それでも取りたいと思ったから取るのですが、日本では実用的ではないかもしれないのです…。

知り合いの親戚がその資格を持っているそうで、若いのにもうバリバリ生かして稼いでいると自慢されまして…。そのくせ貴女は?資格も何もないのに、何を今更取るの?と言われてしまい…。

私は、本当に何も持っていない人間なんじゃないか、と言い返せなくなり…。
英語ですから尚更です。

ここに来た意味も、本当は何だったのか。意味がないものだったのか…そう思いたくないのに、吹き飛ばせる意味を見出せないでいます。

迷惑しかかけていない生き方です。ダメな生き方です…。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

無駄なものなんてありません

質問読ませていただきました。

色んな事に挑戦し、学び、努力してきた。それはとても素晴らしい事です。
身につけた事は全て自分の人生に役立ちますし、自分の財産となります。

私は教育者としてたくさんの若者と接してきました。そこでよく受ける質問が「そんなに勉強ばっかりして、将来何の役に立つの?」という言葉です。
たしかに、数学の微分や積分を学んだってそれを直接用いる職業なんてほとんどないでしょう。実際、私も社会人になって使った事なんて一度もありません。
学校の勉強は、そういう一見無駄な事が多いのです。

しかし、私はこう言っております。
「たしかに直接役に立つ事は少ないかもしれない。しかし、そこに至る考え方や理屈や経験、困難なモノに対峙したときの頑張り、そういったものは意図しないところで人生の様々な場面で役に立つ。
また、将来どんな夢が芽生えるかもしれない。ひょっとしたら今は全く考えてもいなかったのに、いきなり医者になりたいなんて夢が芽生えるかもしれない。そんなときに、勉強してこなかったから無理です、なんてことになったら夢はそこで潰えるかもしれない。
知識や経験は自分の一生の財産なんだから、学べるときに学んでおきなさい。学びたいときには学べないかもしれないよ。」

lemonさんは、今までたくさんのことを学んできました。lemonさんの中には素晴らしいモノがたくさん詰まっています。必ず、何らかの形で役に立ってくれるでしょう。
次は、それをどう役立てていくかを考えるときです。

私は、「10年先の未来を考えながら、今やるべき事を考えろ」と師匠によく言われてきました。色んな事にチャレンジしながら、少し先の自分を考えてみて下さい。
他人と比較することなく、ご自分の納得する未来を歩めばいいのですよ。

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京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお勤めさせていただいております。山手の方にある、自然に囲まれた日蓮系宗派のお寺です。 13才から僧侶となり、たくさんの方と関わってきました。 現在は42才となり、3人の子育てに奮闘中です!また、教育関係の仕事にも勤めたことがあります。 自分の経験したこと全てが私自身の糧となり、それが人を救う力になればいいなと、何があってもポジティブに考えるようにしてます。 その経験を活かし、 ・人間関係 ・将来の不安 ・仏事全般 など、様々な質問に答えていきたいと思っております。 何か悩み事がある、個人的に相談したい、質問について他の人に知られたくない、という方は遠慮なくメールにてご相談下さい。 今までにたくさんの方からメールにてご相談をいただいておりますので、気軽にご相談してみて下さいね! また、ハスノハの回答には字数制限があり、私の回答に対するお礼に返事が出来ない場合も多々あります。ですので、返事を望まれる場合もメールにてご連絡下さい。 メールアドレスは下記をご参照下さい。 一両日中に返事をするようにしておりますが、こちらからの返事が届かない場合は、 ・メールアドレスを間違えていないか ・受信拒否設定はどうなっているか を確認して、もう一度メールを送っていただければありがたく思います。 また、お寺に直接訪問されてのご相談も受け付けております。その場合は、まずメールか電話にてその旨をお知らせ下さい。 お寺の予定と照らし合わせて、日時を調整させていただき、お寺の詳しい場所などをお伝えいたします。 ただし、電話回線が1本しかないこと、他の法務の電話が多いことから、失礼ながら電話での悩み相談は承っておりません。 直接お寺に参詣されての相談か、メールにての相談に限らせていただきます。 また、直接お寺に参詣されての法事や、ZOOMを通じての法事なども受け付けておりますので、希望があれば何でもご相談ください。 メールアドレス joukai4378+soudan@gmail.com 電話番号 0774-65-0161
法事や行事がなければ、平日・休日共に 9:00~12:00 14:00~17:00 の時間帯で相談できます。 土曜日や祝日の前の日なら、お寺の予定が何もなければ 21:00~ でも相談できます。 他にも調整できる場合もあるので、お問い合わせください。 人に話をしたり言葉に出すことで、気持ちが晴れたり、考えがまとまったりすることもあります。 どうぞ遠慮なくご相談ください。

何も持てないからこその生き方

>本当に何も持っていない人間なんじゃないか

と思い悩んでいるのですね。他人は何か持っている様に見えるのです。

果たして何かを持っている人間はいるのでしょうか?

資格や仕事は所有できるものでしょうか?

究極的には、人間が何かを所有することなどできません。

死ぬからです。

資格も仕事も肩書も何もかも死ぬときには着いてきません。丸ごと身ぐるみはがされて身一つで死んでいきます。

でもしかし、どうせなくなるからといってそれらは無意味なものでしょうか?

そうではないでしょう

では、あなたの「挑戦」は無意味でしょうか?

そうではないでしょう

死ぬまでの命をあなたがどう生きるか、そこに他人から測られる意味の有無の基準こそ無意味です。

あなた自身が意味を見出したものはあなたにとって意味があるのです。

あなたがどう生きたいのかです。

だっていつか死ぬのだから。

迷惑かけてでも、私はこう生きたい、と思えるならそんな生き方を見出せたことこそ最高の意味でしょう。

迷惑かけたとしても、頭下げて這いずり回って、許してもらって認めてもらって貫けばいいのです。
たとえ他人から許されなくとも認められなくともあなたがそうしたいのならそこから意味は失われません。

限りある命を他人のモノサシに迎合して生きることこそ浪費になりかねないのではないでしょうか。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

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