悪気は無かったのに、人を傷つけてしまったかもしれません。
私が中学校一年生の時の話です。
合唱コンクールで誰がピアノ伴奏をするかを決めるとき、ピアノを習っている、または習っていた経験がある人の中から決めることになりました。ピアノ伴奏の候補は四人いて、その中には私と私の友達(女子)もいました。
でも、誰もやりたがらず、なかなか決まらなかったのですが、最終的に私の友達がピアノ伴奏の役を引き受けました。
その後、私はその友達に「ピアノ伴奏頑張ってね」といった内容のつもりのメールをしたのですが、よく考えてみれば、そのメールにはからかうような表現も入れてしまったので、プレッシャーを与えるものでしかなく、このメールを見た友達にしてみたら、「他人事だと思って言いたい放題言うなんて、ひどい」と思われても無理がない内容でした。そして、その後その友達が学校に来なくなってしまい(時々来たことはありました)、完全に私のせいだと、罪の意識を感じました。
私は、悪意があってそのようなメールをした訳ではないのですが、少し考えたら「これは言わない方がいい」と分かることだったと思います。どうしてあの時送信する前に一度考えなかったのか、と時間が経った今も後悔しています。
今はその友達とは疎遠になっていますが、去年その友達に年賀状を送りました。ピアノ伴奏の件については書けなかったのですが、今どうしているか、などを聞きました。そしたら、返事が来て、元気にしてる、といった内容でした。空元気か本当かは分かりませんが、まず返事をくれたことにありがたいと感じました。
自分勝手ながら、私にはピアノ伴奏のことを謝る勇気がないのですが、その友達の周りには、彼女の人生をもっと良くしてくれる人が集まって欲しいと思います。
また、このように悪気は無かったのに人を傷つけることをなくすにはどうすれば良いでしょうか。長文になりましたが最後まで読んで下さってありがとうございました。
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手紙を書くのがいいかなと思います。
ピアノのことを手紙に書いて謝りましょう。
勇気を出してください。
どうしたら人を傷つけないかということですが、やはり、相手の立場になって考えてみる、もし自分が相手だったらどう思うかを想像してみる、ということが大切だと思います。
きっと今のあなたならできるでしょう。
質問者からのお礼
三宅 聖章 様
ありがとうございました。
手紙を書いて、あとは出すだけというところまで来ました。出すことに抵抗はありますが、何も考えずに出してしまおうと思います。
今まで私は、自分はなるべく人のことを考えて行動するようにしていると思っていましたが、まだ不十分なところがあったようなので、これからもっと気をつけようと思いました。
おかげさまで、手紙を書くという、今まで勇気が出せずに出来なかった行動に踏み出せました。